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タブレットを最もよく使う状況は「テレビを見ながら」――Nielsen調査
米国でのユーザーを対象とした調査では、タブレットとスマートフォンをよく使うのは「テレビを見ながら」、電子書籍リーダーを使うのは「ベッドで寝ながら」だった。
米調査会社Nielsen Companyが5月19日(現地時間)に発表した米モバイル端末ユーザーに関する調査結果によると、タブレットを使うシチュエーションで最も多いのは「テレビを見ながら」で、次は「ベッドに寝そべって」だった。
この調査では、米国在住のタブレット、電子書籍リーダー、スマートフォンのユーザー1万2000人を対象に、それらの端末をどのような状況でどのくらい使っているかを尋ねた。
テレビを見ながら使うユーザーが最も多いのはタブレットで、ユーザーの7割が使うと答えた。スマートフォンユーザーもほぼ同等の68%であるのに対し電子書籍リーダーでは35%だった。一方、電子書籍リーダーのユーザーの61%がベッドで使うのに対し、タブレットユーザーは57%、スマートフォンユーザーは51%だった。
タブレットユーザーの利用シチュエーションで多いのは「ベッドで」以下、「友達や家族と」「何かを待っている間」「トイレで」「会議や授業中」「買い物中」「通勤・通学中」の順だった。
各端末ユーザーに、シチュエーション別利用時間の割合を尋ねたところ、電子書籍リーダーの利用時間では「ベッドで」が37%と圧倒的だったのに対し、タブレットはテレビを見ながらとベッドでが合わせて51%だった。一方、スマートフォンは他の端末と比較するとさまざまな状況で満遍なく利用されていることが分かる。
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