HTC、ドクター・ドレーのヘッドフォンメーカー、Beats Electronicsに出資
台湾のHTCは8月10日(現地時間)、アーティストのドクター・ドレーが関わるヘッドフォンメーカーの米Beats Electronicsとの戦略的提携と同社への出資を発表した。発表文には詳細は記されていないが、米Bloombergによると、HTCは約3億ドルでBeatsの株式の51%を取得する計画という。
Beats Electronicsは、アーティストで実業家のドクター・ドレーことアンドレ・ロメル・ヤング氏と、米Universal Music Group傘下のレーベル、Interscope Geffen A&M Recordsの会長であるジミー・イオバイン氏が2006年に共同創設したオーディオ機器メーカー。ドクター・ドレーが“アーティストが創造したままの音楽をリスナーに届ける”ことを目指して監修する高性能ヘッドフォンを、オーディオメーカーの米Monster Cable Productsと共同で開発し、販売する。最近では、レディー・ガガをイメージキャラクターに起用したイヤフォン「Heartbeats」(149.95ドル)を発売している。
HTCはBeatsとの提携により、特に米国でのブランド確立を目指すものとみられる。
両社は既に“顧客向けの卓越したモバイルオーディオ体験を創造する”ために協力しており、その成果はこの秋に提供できるとしている。
Beatsは今後も独立した企業として運営され、ドクター・ドレーとイオバイン氏も従来通り関わっていく。
HTCは5日には、モバイル向けソーシャルアプリメーカーの米Dashwireを買収している。スマートフォン市場の競争が激化する中、同社は独自のユーザーインタフェース「Sense」の強化やブランドイメージの確立で競合との差別化を図っている。
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