米Facebookは5月16日(現地時間)、米証券取引委員会(SEC)への株式上場申請文書を改定し、新規株式公開(IPO)での公開株式数を従来の3億8800万株から4億2120万株に増やした。同社は前日、公開価格を1株当たり34〜38ドルに引き上げており、これにより最大160億ドルの調達を目指すことになる。
提供株式数を拡大するのはAccel PartnersやGoldman Sachsなどの投資家。Facebookおよびマーク・ザッカーバーグCEOの提供株式数は変わらないが、ザッカーバーグ氏を支持する投資家の株式保有率が下がるため、同氏の議決権は57.3%から55.8%に下がった。
Facebookの公開株式価格は17日に確定し、18日にNASDAQ市場で取引が開始されるとみられている。
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