Apple、FacebookとMicrosoftに続き米政府当局からの情報提供要請の“総数”を発表
米Appleは6月16日(現地時間)、同社が昨年12月1日から今年の5月31日までの期間に米政府当局から受けたユーザー情報提供要請の総件数を発表した。米Facebookと米Microsoftも14日に同様の発表を行っている。
「2週間前、複数のIT企業が政府当局に無差別に顧客データを提供していると批難された際、Appleは『われわれは、6月6日にメディアから質問されるまで、“PRISM”なる政府のプログラムについて聞いたこともない。いかなる政府当局に対しても、サーバへの直接アクセスを提供していないし、政府が顧客データを要請するには裁判所命令を取得する必要がある』という明確な声明を出した」と主張を繰り返した上で、「幾つかの企業と同様に」政府に情報開示の許可を求めて承認されたので、それを発表するという。
上記の半年間に受けたユーザーデータ提供要請総数は4000~5000件で、そうした要請で情報を求められたユーザーアカウント数は9000~1万件。
この数字は、地域政府、州政府、連邦政府からの、犯罪捜査および国家安全保障に関連する要請の総数であり、ほとんどが犯罪捜査や行方不明者の捜索などが目的のものという。
Appleはまた、保存しないと決定したユーザーデータは当然当局に提供はしていないとし、例えばiMessageやFaceTimeでの会話は暗号化されているので当事者以外には読めないし、Appleもこれらのデータを解読はできないと説明。また、顧客の位置情報、地図検索、Siriへのリクエストに関連するデータも、身元を確認できる形では保存していないと強調する。
2010年から「透明性レポート」で政府からの情報提供要請について開示している米Googleは14日、米AllThingsDなどのメディア各社に声明文を送り、「犯罪捜査関連の要請と国家安全保障関連の要請の件数をまとめて発表することは、ユーザーにとって後退することになる」と指摘している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
BASE子会社の漏えい、約2335万人分に 209万人分はクレカ番号「先頭6桁と下4桁」「有効期限」も
-
2
タイムズカー、退会後も7年間保管していた免許証画像を全削除へ 約660万アカウント分の漏えい受け
-
3
「skyticket」クレカ情報も流出、カード番号など最大6140人分 「流出なし」の初報を訂正
-
4
Microsoft、社内エンジニア数万人を対象に「Claude Code」「Copilot CLI」導入の影響を分析 生産性どう変わる
-
5
コミックシーモア、不正アクセスの可能性でサービス停止 メンテ終了時期は未定
-
6
祝・連載再開! 「キャプテン翼」大好きマンガ家による最新家庭用ゲーム“魂のプレゼン”
-
7
「『楽天カード公式』から詐欺メール」報告相次ぐ ドコモメールに公式マーク付きフィッシング、一部企業の認証設定に脆弱性
-
8
コードを書かずに“自分専用IME” 日英を自動切り替えできる「Meltype」にAI変換を載せてみた
-
9
人気Web制作ツール「Studio」全ユーザーの情報漏えいか フォームに送信された内容、外部APIキーなども
-
10
「セキュリティソフトも売ってるのに」ソースネクスト会員情報漏えい、パスワード含む最大2252万件 API不正利用される
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR