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「Yahoo!JAPAN」の検索連動広告に京都銀行の偽サイト、不正送金を確認 ヤフーの審査すり抜ける
京都銀行のネットバンク取引画面を装った偽サイトが「Yahoo!JAPAN」の検索連動広告に表示されていたことが分かった。
京都銀行のインターネットバンキングサイト取引画面を装ったに偽サイトを通じて顧客のパスワードなどが詐取され、50万円の不正送金が行われた問題で、偽サイトが「Yahoo!JAPAN」の検索連動広告に表示されていたことが分かった。ヤフーの広告審査を偽サイトがすり抜けた形で、ヤフーは「今後、金融機関の広告掲載時の審査を強化して再発防止に努める」としている。
ヤフーによると、偽サイトの広告が表示されていたとみられるのは2月11〜18日。広告の文言や掲載位置、内容などは「調査中」としている。
ヤフーの検索連動広告ガイドラインでは、法令違反の広告などは掲載できないと定めており、広告の内容は掲載前にシステムで審査しているが、同社によると「審査の段階では問題が検知されなかった」(広報部)という。同社は「再発防止のため、金融機関の広告掲載時の審査を強化する」としている。
京都銀行によると、偽サイトを通じて顧客の暗証番号、パスワード、第二暗証番号などの情報が詐取され、顧客の3口座で合計5件、77万7100円の振込みが行われ、うち4件は払出し前に振込先銀行から返戻を受けたが、1件50万円が払い出し済みと判明した。
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