これからのAIの話をしよう(ファッション編)
なぜZOZOは本気でAIに取り組むのか 「アパレルの価値はAIで上がる」の真意を聞く(1/5 ページ)
ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するZOZOが、AI事業に注力しています。同社は8月26日に、AIを使ってユーザーが閲覧している画像と似た商品を検索できる機能をZOZOTOWNに導入しました。2019年を「ZOZO AI化元年」と位置付け、運営するサービスの全面的なAI活用を目指すと宣言しています。
ZOZOグループのAI活用におけるキーマンの1人が、ZOZOテクノロジーズ代表取締役CINO(Chief Innovation Officer)の金山裕樹さんです。金山さんはファッションコーディネートアプリ「IQON」を運営するVASILYの創業者。2017年10月にZOZOグループはVASILYを買収したという経緯があります。
ファッションが大好きだと話す金山さんは、「ファッション領域の課題解決こそAIの力が必要」「アパレルはAIを使って価値を引き上げられる」と指摘します。なぜ今、ZOZOグループはAIに本気で取り組もうとしているのでしょうか。ファッション領域でのAI活用の可能性や、AI導入における苦労や課題、AI時代の人間の在り方など多岐にわたる話を聞きました。
聞き手は、ITmedia NEWSでAI開発の現状を伝える連載「マスクド・アナライズのAIベンチャー場外乱闘!」を持つマスクド・アナライズさん。
※:このインタビューは8月に実施されたものです。
連載:これからのAIの話をしよう
いま話題のAI(人工知能)には何ができて、私たちの生活に一体どのような影響をもたらすのか。AI研究からビジネス活用まで、さまざまな分野の専門家たちにAIを取り巻く現状を聞いていく。
(編集:ITmedia村上)
「言語化できない」 ファッションとAIの相性が良い理由
マスクド:ZOZOTOWNで類似のアイテムを画像検索してくれる機能がリリースされました。ダメージジーンズであれば、似たような加工が施されたジーンズが紹介されるなど、かなり良い機能だなと思います。どのような背景で開発されたのでしょうか?
金山:(新機能を開発する)全てのきっかけは「顧客の課題」だと思っています。ファッションは言葉に落としづらいので、旧来型の検索エンジンと相性が悪い。例えば今日僕が着ているシャツ。言葉でどう表現しますか?
マスクド:私は語彙(ごい)が少ないので・・・・・・「濃い緑」とか「ジャングルっぽい」とかになっちゃいます。
金山:あとは「迷彩」とか「カモフラージュ柄」とかですよね。でも、カモフラージュ柄にも種類がたくさんあります。つまり、検索したくても言葉にできないと、このシャツにたどり着けない可能性があるんです。でも、見たら分かる。この隔たりを無くしたかったんです。
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これからのAIの話をしよう
いま話題のAI(人工知能)には何ができて、私たちの生活に一体どのような影響をもたらすのか。AI研究からビジネス活用まで、さまざまな分野の専門家たちにAIを取り巻く現状を聞いていく。
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