サダタローのゆるっとマンガ劇場
「オクトパストラベラー0」にどハマり中のマンガ家、古いと思っていたドット描写の魅力に気づく 「日本のRPGはこれでいいかも」(1/7 ページ)
2025年も年末に差し掛かりました。この年末はコタツに入ってのんびりゲーム……という方もいるかと思いますが、そんなアナタにボクがオススメするゲームが、スクウェア・エニックスより12月4日に発売された「オクトパストラベラー0」です。
本作はスクエニの隠れた名作RPG「オクトパストラベラー」(オクトラ)の、コンシューマー機におけるシリーズ3作目となります。ボクも一作目はプレイしたことがあったのですが、当時はそのバトルシステムがあまりしっくりきませんでした。
オクトラの戦闘では、敵を倒すために、敵の弱点を探し、その弱点をつくことでシールドポイントを破壊、敵を行動不能のブレイク状態にする……という手順を踏む必要があります。さらにその手順を効率よく行うために、ターン事に貯まるBP(バーストポイント)をうまく利用しなければなりません。この手順とBPのリソース管理がボクにはとにかく面倒くさくて、一作目も未だクリアしておらず、続編もプレイしていません。
しかし、メディアやネット上での高評価を受け今作を遊んでみたところ、その進化に目を見張りました。戦闘は4人編成から8人編成に増えたことで、キャラごとの役割分担がより明確になり、BPの管理が相当楽になっています。戦闘以外でも、章立てされていて攻略自由度が比較的高いシナリオや新要素の「タウンビルド」など、とにかくどこをとってもハイクオリティな内容で遊ぶ手が止まりません。詳細はマンガをご覧ください。
ただ、このオクトラ0のシナリオ、かなりヘビーでしんどい展開が続きます。それでも楽しく遊べたのは、ドット絵で描かれた、デフォルメの効いたキャラクターのおかげかもしれません。リアルな描写ではないため、例えば残酷な描写等があまり生々しくならないのが個人的にはありがたかったかなと思います。
思えばボクが最近ハマった「ドラゴンクエストI・II」も、キャラクターをドット絵で表現した「HD-2D」でした。シリアスな展開や重めのドラマを描くのに、ドット絵による可愛らしい描写はうってつけなのかもしれません。
それにドラクエやオクトラのようなファンタジー要素の大きい内容を違和感なくボクたちに伝える効果もあるのではないかとも思います。ドット絵は古い、チープだといった印象もあるかとは思いますが、日本のRPGの表現方法としては今でも十分アリなのではないかとボクは思いました。
とにかく、国産RPGの新作として間違いなくオススメできるオクトパストラベラー0。クリアまで約100時間という膨大な時間がかかるみたいではありますが、この年末年始、腰を据えて遊んでみてはいかがでしょうか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
サダタローのゆるっとマンガ劇場
漫画家のサダタローさんが、世界初の電脳編集者「リモたん」と一緒に話題のアレコレについてゆる~く語るまんが連載。たぶん週末に掲載します。
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
資さんうどん、従業員の退職理由などが外部から閲覧可能に 委託先の勤怠システムに設定不備
-
2
楽天カード、本人認証をワンタイムパスワードに統一 27年2月から順次
-
3
グッスマ、顧客の2800人のカード番号全16桁+セキュリティコードなど流出か 下4桁は40万枚分
-
4
「PayPay連携の銀行から、お金全部盗られた」被害報告……原因と対策は? PayPayに聞いた
-
5
松屋の公式アプリとWebサイトが停止 不正アクセスを検知、モバイルオーダーや弁当予約も使えず
-
6
ベネフィット・ワンの委託先に不正アクセス セゾン会員向け優待サービスで約2.9万人分の個人情報漏えい
-
7
NEC、委託先の情報漏えいで謝罪 「セキュリティ事業を手掛ける企業として反省」
-
8
不正アクセスによる漏えい人数、半年余りでのべ2億6000万人に 日本人口の2倍超
-
9
ANAの予約情報に不正アクセス、JALと同じ委託先経由で 個人情報をのぞき見た痕跡も
-
10
渦中のGMO、熊谷代表の発信は“火に油”か? 「経営トップが自ら広報」の功罪
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR