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Windows Home Serverマシンにまず導入しておきたい、初級「WHSアドイン」6選“7”の前に、「Endeavor SV120h」で実践(4/4 ページ)

複数台PCを導入する家庭向けのサーバOSが「Windows Home Server」。今回はWHS搭載の小型マシン「SV120h」にWHSアドインを導入し、より具体的な使い方を実践していこう。

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バックアップからのシステム復旧はどこまで簡単?

レストア用CD-ROMから起動すると表示されるハードウェアの検出結果画面。ネットワークアダプタとHDDが問題なく認識されていることが分かる。なお、この画面においては10台もHDDが接続されているわけでなく、コントローラとドライブが個別に認識されているためのようだ

 Windows Home Serverの魅力の1つに、クライアントPCのシステム復旧機能がある。万一、普段使用するPCのシステムドライブがクラッシュしてOSが起動できなくなった場合も、付属のホームコンピュータリストアCDで起動し、サーバに保存したバックアップデータからLAN経由でシステムドライブを起動可能な状態に復元できる機能だ。

 改めてこの機能がどれだけ簡単で、復旧まで何分くらいかかるかを具体的に検証してみよう。

 復旧対象の(システムが壊れたと想定する)クライアントPCはCドライブ(システムドライブ)が容量40Gバイトで、Windows XP Professionalとアプリケーション、個人ファイルなどで20Gバイトほどを使用するものを用い、通常起動時の状態をあらかじめWindows Home Serverにバックアップした。なお、LANはすべて有線ギガビットLAN環境で行っている。

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 復旧作業は、SV120hに付属するレストア用CD-ROMを復旧したいPCにセットし、CD-ROMブートすることから始める。起動したレストアメニューで、ネットワークアダプタやHDDが自動認識されることだろう。検証に使用したPCは、Windows XPの通常インストールではネットワークアダプタが自動認識されない自作PCであり、事前にドライバをUSBメモリに保存して準備しておいたのだが、それは必要なかった。

 レストア用CD-ROMから起動し、実際にレストア作業を開始するまでが4分ほど。ここから約18分でレストア作業が完了した。あっけないほど早い。

 もちろんレストア中の追加操作は一切なし。レストアしたWindows XP Professionalのシステムはなにごともなかったかのように起動した。システムドライブ(Cドライブ)が大容量だとその分時間は余計にかかるとも思われるが、それでもレストア作業そのものは放っておけばよいだけだ。また、Windowsが起動できないPCの中の特定ファイルを取り出したいだけならば、LAN内のほかのPCでバックアップを仮想ドライブとしてマウントして吸い出すことも可能だ。

 ともあれ、締め切りに追われているとき、急いでいるとき、忘れたころに限ってトラブルが起こるナントカの法則ではないが、システムのリカバリーに多大な面倒を経験したことがある人なら、この“ラクさ”はきっと分かってもらえると思う。

完了までの推定時間は最初は短めで、随時変化していくが、4分の1ほどまで進行すると落ち着く。レストアにかかった時間は約18分だった(画像=左)。終了時の表示。マルチブートOS環境も考慮し、boot.iniの確認も可能になっている。この後、レストアしたPCを再起動すると、なにごともなかったかのように、普通にOSが起動した(画像=右)

 ここまでいくつかWindows Home Server用のアドインを紹介したが、これらはすべてリモート(LAN内のクライアントPCなどの)操作でインストールも運用も可能である。Windows Home Serverは、いわゆるサーバ運用にありがちな小難しさがほとんどないことが「一歩進んだPCの活用」を計画するユーザーに大いに勧められる。

 また、この運用も今回紹介した「Auto Exit」と「Lightout」を導入するだけでWindows Home Serverの利便性をほとんど損なわず、家庭内での使用がすこぶる快適になる。もともと消費電力が少なく、24時間稼働するホームサーバにも適したEndeavor SV120hは、WHSアドインを活用することでますます魅力的な存在になるだろう。

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