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「GeForceのターンが来そう」――GeForce GTX 460登場でGPU対決が過熱!古田雄介のアキバPickUp(3/4 ページ)

FF14ベンチの登場以来、グラフィックスカードで優勢を誇ってきたのはRadeon。しかし、ここにきてGeForceの注目度が急上昇している。原因はどうも1つではないらしい……。

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EVGA本格普及を予感させるP55マザーやPRODIGY最上位カードが登場

玄人志向「RH5870-E1GHW/HD/DP/G2」

 GeForce GTX 460カードが好調な滑り出しをみせるなか、RadeonもHD 5870とHD 5770が勢いをけん引し続けている。先週は、オリジナルクーラーを搭載した玄人志向のHD 5870カード「RH5870-E1GHW/HD/DP/G2」が4万3000円弱で登場し、まずまずの評価を受けていた。クレバリー1号店は「4本のヒートパイプを搭載したカードです。RADEONもピーク時はけっこう発熱が高いので、夏ということもあり、よく冷えるという特徴は注目されますね」という。

 マザーボードでは、EVGAのmicro ATX型P55マザー「P55V」が一部で注目を集めていた。DDR3スロットを4基とPCI Express x16スロット2基を備える標準的な仕様で、価格は1万3000円弱だ。ある店員氏は「EVGAはハイエンドな製品ばかりが目立っていましたが、普通のラインアップもなかなか作りがしっかりしています。代理店が積極的に普及させていることもあり、こうした普及ラインの製品が割と潤沢に出回るようになりました。これからファンが増えると期待しています」と語る。

 サウンドカードも注目アイテムが登場している。EGOSYSTEMSの「PRODIGY 7.1 HiFi」で、価格は1万7000円弱。PCI接続のサウンドカードで、PRODIGYシリーズの最上位にあたる。VIAのオーディオコントローラ「Envy24HT」を搭載し、オペアンプをユーザーが換装できる仕様になっているのが特徴だ。ノイズを防ぐシールドも備えている。

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 フェイス秋葉原本店は「クリエイティブ製より、オンキヨー製に近い品質と性能のシリーズですね。加えてオペアンプをカスタムできる自由度を備えているのがポイントです。ゲームだけでなく、音楽を演奏する人にも人気がありますよ」と話していた。

EVGA「P55V」(写真=左)。EGOSYSTEMS「PRODIGY 7.1 HiFi」と、PRODIGYシリーズ(写真=右)

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