Windows 7にしたなら、「Windows Liveも使おう」──“7”発売1周年のMSが新バージョンをデモ:Windows 7、1年で2億4000万ライセンスを出荷(3/3 ページ)
Windows 7搭載PCを購入したなら、一緒にWindows Liveも使ってみては? Windows Live Essentials 2011の一部ツールは、かなり大きく進化していた。
フォトギャラリー、ムービーメーカー、Messengerなどが機能向上
フォトギャラリーは、データの取り込みから管理、写真編集、スライドショームービーの作成など、写真データに関わる一般ニーズをほぼまかなえてしまう無料ツールだ。顔認識ツールで“自分の子どもの写真だけ”を抜き出したり、複数の写真から“全員が目線バッチリ”のよい写真を簡単操作でコラージュ作成するような、なかなか強力な機能も備わっている。ムービーメーカーも、カット編集やトランジション効果など、一般用途における動画編集がひととおり行える無料ツール。YouTubeやニコニコ動画など外部サイトとも連携でき、動画投稿もムービーメーカーからの操作で一括で行える。
これらはSkyDriveを活用し、友人や知人に写真や動画を送るのも便利。SkyDriveに保存したデータを参照したHTMLメールを作成できる。
最後は、意外に大きく変わっていたMessenger。インスタントメッセージングソフトとして以前から利用するユーザーも多いと思うが、外部ソーシャルネットワークサービスと連携し、それぞれの更新情報をMessengerのユーザーインタフェース(UI)に集約して一括表示するスタイルが加わった。Facebook、MySpaceなどの更新情報のほか、ニコニコ動画のお気に入り動画をMessengerを通じて共有するといった機能を盛り込んでいる。UIは、この一括表示スタイルと今までの子画面スタイル、用途に応じて切り替えられる。
これらWindows Live Essentials 2011の各アプリケーションには、クラウドストレージのSkyDriveが密接に関わっていることが分かる。SkyDriveはブラウザから単体で利用することも可能だが、Windows 7の機能を補完する無料アプリケーション群を便利に使うための1機能という扱いだ。こういったところが、「クラウドといっても小難しいことはない、というか自然に使える」ことを表している。
Windows 7搭載PCを購入したなら、Windows 7の機能を補完するWindows Live Essentials 2011も一緒に試してみてはいかがだろうか。
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