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新春恒例!日本未発表VAIOをラスベガスで発見2011 International CES(2/2 ページ)

米国Sonyは、2011 CES開幕前日の1月5日に展示ブースを事前に公開するカンファレンスを行い、未発表の“Sandy Bridge搭載”“Fusion搭載”VAIOを公開した。

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AMDの“Fusion”を載せたVAIOシリーズを発見

AMDの“Fusion”APUを搭載した「VAIO Y」

 2011 CESにあわせてAMDがCPUとGPUを“融合させた”Fusion”のモバイル向けモデル“Zacate”と“Ontario”を発表したが、その、TDP18ワットタイプ“Zacate”こと「E-350」を搭載したサンプルとして、“VAIO Y”が展示されていた。展示機の説明によると、11.6型ワイド液晶ディスプレイ(解像度1366×768ドット)を搭載して、バッテリー駆動時間は標準状態で6時間となっている。

 デバイスマネージャーで構成を確認したところ、CPUはデュアルコアのE-350で、動作クロックは1.6GHz、ディスプレイアダプタとして「Radeon HD 6310」が表示されていた。データストレージは5400rpm/500GバイトのSerial ATA接続HDD「WD50 00BEVT 55A0RT0」を搭載し、無線LANはIEEE 802.11b/g/n準拠のAtheros「AR9285」を内蔵。また、FOXCONNの「T77H114-BCM2070」を内蔵してBluetoothも利用できるようだ。

 E-350を搭載したノートPCのパフォーマンスがいかほどか気になるところだが、展示されていた機材(システムメモリ4Gバイト、32ビット版 Windows 7 Home Premium導入)でWindows エクスペリエンスインデックスを確認したところ、Processorが3.7、Memoryが5.7、Graphicsが4.6、Gaming graphicsが5.8、そしてPrimary hard diskが5.7となっていた。

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VAIO Yも2パターンのカラーバリエーションを展示していた
展示されていた機材で確認したデバイスマネージャー(写真=左)とWindows エクスペリエンス(写真=右)

ゲーミングPCも意識したVAIO F

 “Sandy Bridge”搭載ノートPCとしてVAIO Fも展示されていた。こちらは、クアッドコアのCore i7-2630QM(2GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大2.9GHz)を搭載するほか、GeForce GT 540M(グラフィックスメモリ1Gバイト)を内蔵する。NVIDIAの3D立体視技術「3D Vision」に対応して、Blu-ray 3Dや立体視対応ゲームを利用できるのが訴求ポイントだ。

“SandyBridge”世代のCore i7-2630QMを搭載するVAIO Fは、GeForce GT 540Mを内蔵してNVIDIAの3D Visionによるステレオ立体視技術が利用できる
本体に搭載するインタフェースにはUSB 3.0やHDMI、BDドライブを備える
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