「インテルも穴埋めしてきた。ちょっとだけ」――Core i7-990XとCore i3-2XXXが登場!:古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)
インテルの最新メインストリームがぽっかりと空いたままの自作PC市場だが、ハイエンド向けのLGA 1366タイプは最上位モデルがデビューし、既存モデルが大幅に安くなっている。また、Sandy BridgeエントリーのCore i3も登場した。これで穴はどれだけ埋まる!?
mini-ITXサイズのFusionマザー「GA-E350N-USB3」とmini-ITX超のCPUクーラー「SUSANOO」がデビュー
前回お伝えしたように、AMD系プラットフォームもP67/H67の穴を埋める有力候補としてショップに期待されているが、先週はメインストリーム以上にFusionマザーが注目を集めていた。ギガバイトから登場した「GA-E350N-USB3」で、価格は1万5000円弱。CPUとGPUを融合したFusion「AMD E-350」をオンボードした初のmini-ITXマザーで、HDMIやDVI、VGA出力に対応するほか、1基のPCI Express x16スロット(x4動作)やSATA3.0ポートとUSB3.0ポートを搭載している。
クレバリー1号店は、「AtomやIONプラットフォームからの買い換えのほか、mini-ITXのH67マザーを検討されていた方が鞍替えして購入されるというケースも想定できますね。SATA 3.0が4基あるので、小型でもSSDでRAIDを組んだり、大容量HDDを組み合わせるといった自由な構成が可能です」とプッシュしていた。
ちなみに、“mini-ITXがらみ”で話題を集めたパーツはもう1つあった。サイズのCPUクーラー「SUSANOO」だ。パッケージに「上級者向けCPUクーラー」と明記した異色の製品で、10センチファン2基を2列に並べた巨大クーラーが特徴となっている。価格は9000円弱で、サイズは210(幅)×210(奥行き)×160ミリ(高さ)ミリ、重量は約1.565キロ。クーラーだけでmini-ITXマザーを超える大きさになるのだ。
ツートップ秋葉原本店は「インパクトの大きいクーラーですが、インパクトが大きすぎて手を出される方がまだいらっしゃいません。12本のヒートパイプを採用していますし、よく冷えるのは確かだと思いますが、組み込みの制約も大きいですからね。まあ、こんな選択肢もあるよ、と思ってもらえるだけでも価値があるんじゃないでしょうか」と話していた。
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