ニュース
東京国際ブックフェアを練り歩いた:これはお得だ
「国際 電子出版EXPO」が開催されている東京ビッグサイトでは、同時に「東京国際ブックフェア」が行われている。新刊書籍を安価に購入できる同展示会を見てきた。
最大30%~70%オフで書籍を購入できる場合も
日本最大規模の「本」に関する見本市が「東京国際ブックフェア」だ。電子出版に特化した専門展である「国際 電子出版EXPO」が、タブレット型端末や電子ペーパー端末などハードウェアの展示をはじめ、技術やサービスなどの紹介が数多く行われるのに対し、東京国際ブックフェアは出版社を中心に紙の書籍の商談が行われ、同時に宣伝や販売促進の場となっている。
実際に会場を歩くと、各ブースには所狭しと本が並べられており、会場限定の価格で提供されているのが目立った。すべての書籍に適用されるわけではないが、多くの場合で通常の価格より新刊が20%オフで購入でき、中には30%~70%オフで販売されているところもあった。ブースには出版社の関係者がいるので直接交流ができたり、実際に本を手にとって安価に購入できたりするためか、会場は多くの人でにぎわっていた。
東京国際ブックフェアは7月10日までの開催(国際 電子出版EXPOは7月9日まで)なので、eBookだけでなく紙の書籍にも興味があるならば、ぜひ足を運んでほしい。なお、以下では会場で目にとまったブースを取り上げている。いずれも7月7日の午後時点での情報であり、割引率などを保証するものではない点には気をつけてほしい。
advertisement
関連記事
「電子書籍の自販機本」は登場するか――大日本印刷などが参考展示
ある世代以上の人には懐かしく感じられるかもしれない「自販機本」。「第15回国際電子出版EXPO」の会場では、電子書籍の自動販売機が参考展示されており、再び日の目を浴びそうだ。電子書籍の未来を感じ、最新技術を体験してきた――電子出版EXPO開幕
東京ビッグサイトで「第15回国際電子出版EXPO」が開幕した。会場には電子書籍向けデバイスや、コンテンツ、ソリューションが展示されている。電子書籍市場へ注目が集まっているためか、会場内は非常に混雑していた。パナソニックが楽天とタッグを組んで電子書籍リーダー「UT-PB1」を参考出品
第15回 国際 電子出版EXPOにおいて、パナソニックがAndroid搭載の電子書籍リーダーを参考出品した。7型液晶ディスプレイ搭載のタブレットを細かくチェックしよう。電子書籍ナビゲーションアプリ「ダ・ヴィンチ電子ナビ」がApp Storeに登場
メディアファクトリーからiOS向け電子書籍ナビゲーションアプリ「ダ・ヴィンチ電子ナビ」がリリースされた。電子書籍の横断検索やセール情報、書評などを用意した本好き必携のナビアプリだ。- 紀伊國屋書店、ソニー、パナソニック、楽天が電子書籍ビジネスで共同戦線
紀伊國屋書店、ソニー、パナソニック、楽天の4社は、電子書籍の利便性向上に向けた取り組みを共同で検討していくことで合意した。この枠組みの中で、電子書籍ストアや端末間の制限を緩やかにする意向だ。 - 楽天、ブックリスタと電子書籍サービスの連携で合意
楽天がブックリスタと電子書籍サービスの連携で合意を発表した。複数の電子書籍ストアとの互換性を武器に電子書籍ビジネスを加速させたい考えだ。 パナソニックブースで「VIERA Tablet」に触ってみた
開幕前日に“VIERA”と連携するAndroid 端末「ビエラ・タブレット」の開発を表明したパナソニック。そのユニークなコンセプトを同社ブースで体験してきた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.