2560×1600ドットIGZO、超高解像度な着脱キーボード付き10.1型タブレット──「ASUS Pad TF701T」
ASUSより、超高解像度ディスプレイ搭載の着脱変形10.1型Androidタブレットが国内でも登場。10.1型の2560×1600ドットIGZO、Tegra 4、Android 4.2.2+着脱キーボードの仕様だ。価格は6万9800円前後。
ASUSTeK Computer(以下、ASUS)は9月26日、2560×1600ドットの超高解像度ディスプレイを採用した10.1型Androidタブレット「ASUS Pad TF701T」を発表、2013年10月中旬以降に発売する。価格はオープン、発売時想定実売価格は6万9800円。
ASUS Pad TF701Tは、Android搭載タブレット+着脱キーボードスタイルの2in1機器。普段は10.1型の高性能Androidタブレットとして、文字列入力時はキーボード+タッチパッド操作も行えるノートPCスタイルとして、利用場所やシーンによって自在に使い方を変えられるのが特長。2013年6月、COMPUTEX TAIPEI 2013で“Transformer Pad Infinity”として発表したモデルの日本市場版と位置付けられる。
主な仕様は、2560×1600ドットの超高解像度を実現した10.1型IGZO液晶パネル(10点マルチタッチ対応)、プロセッサはTegra 4、2Gバイトのメインメモリ、32Gバイトのストレージ(eMMC)、IEEE802.11a/b/g/n準拠のマルチバンド無線LAN、Bluetooth 3.0、リア500万/フロント120万画素のカメラ、Micro HDMI出力、microSDスロット(SDXC対応)など。GPS、電子コンパス、光、加速度、ジャイロの各種センサーを内蔵。OSはAndroid 4.2.2を採用する。
ボディ素材はアルミニウム。天面にスピン仕上げのヘアライン加工を施しEee Pad Transformarなど従来シリーズに通じる高級感を演出する。外部出力端子(Micro HDMI)は4K(3840×2160ドット)の映像出力に対応するとし、4Kテレビ/ディスプレイに高精細データを高精細なまま表示可能。リア500万画素カメラでのフルHD動画撮影や100枚連写機能、無線LAN経由でコンテンツをワイヤレス転送・再生できる「Wi-Fi Miracast」にも対応する。
ポインティングデバイス付きのキーボードドックも付属する。キーボードは本体着脱/ヒンジ機構付きのハードウェアキー仕様でカーソル操作用タッチパッドも実装。USB 3.0(標準サイズ)、SDメモリーカードスロット(SDHC 標準サイズ)といった外部インタフェースのほか、セカンドバッテリーも内蔵し、キーボードドック装着時はさらに動作時間を延長できる。
バッテリー動作時間はタブレット単体時で約13時間、キーボードドック装着時は約17時間。本体サイズは、タブレット単体時で263(幅)×180.8(高さ)×8.9(厚さ)ミリ、重量は約585グラム、キーボードドック装着は263(幅)×180.8(高さ)×15.6(厚さ)ミリ、重量は約1.1キロ。
なお、Nexus 7 LTEモデルやASUS Fonepad、PadFone 2などのようなLTE/3Gモジュール内蔵モデルは用意されないが、今後、積極的にSIMロックフリー機器を投入する意向も示した。「Nexus 7 LTEモデルは日本でもかなり売れている。日本市場でもSIMロックフリー、低価格なSIMカードサービスを軸にしたLTEモジュール内蔵機器のニーズの高まりは強く感じている。特にASUSは日本で特に積極的にSIMロックフリー機器を投入しているメーカー。同モデルではないかもしれないが、10型クラスのタブレットにおいても今後の追加投入を前向きに検討したい」(ASUS)。
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