エプソン、実売4万円のエントリービジネスプロジェクター「EB-S03」
エプソンは、SVGA表示に対応したスタンダードクラスのビジネスプロジェクター「EB-S03」を発表した。
エプソンは11月21日、スタンダードクラスモデルとなるビジネスプロジェクター「EB-S03」を発表、2014年1月初旬に販売を開始する。価格はオープン、予想実売価格は4万円前後だ。
EB-S03は、800×600ピクセル(SVGA)表示に対応した3LCD方式を採用するビジネスプロジェクターで、表示スペックは明るさ2600ルーメン、コントラスト比1万:1を実現している。ゆがみ補正機能として、縦方向の自動台形ゆがみ補正のほか、手動での「スライド式ヨコ台形補正機能」も備えた。
また、オプションの無線LANユニット「ELPAP07」(価格:1万円)を装着することで、PCおよびスマートデバイスとのワイヤレス接続も行なえる。
映像入力はHDMI、アナログD-Sub、コンポジット/Sビデオ入力を備えたほか、ストレージ接続用のUSBポートも搭載した。本体サイズは297(幅)×234(奥行き)×77(高さ)ミリ、重量は2.4キロ。
このほか、明るさ3000~3700ルーメンを実現したビジネスプロジェクター4製品「EB-935W」「EB-965」「EB-950W」「EB-940」、書画カメラ付きプロジェクター「EB-950WV」、およびHDMI対応書画カメラ「ELPDC12」の6製品を発表した。
EB-935W、EB-965、EB-950W、EB-940の4製品は、いずれも3LCD方式を採用したビジネスプロジェクターで、明るい教室やオフィスなどでも投写画面をはっきり見える高輝度表示に対応。表示解像度はEB-935W/EB-950Wが1280×800ピクセル(WXGA)、EB-965/EB-940が1024×768ピクセル(XGA)をサポートした。また、EB-965/EB-950W/EB-940の3製品は、PCおよびスマートフォン/タブレット端末を同時に最大50台接続し、その中の1台の画面を切り替え表示できる「モデレーター機能」も利用可能だ。
製品ラインアップと予想実売価格は以下の通り。
商品名 | おもな仕様 | 予想実売価格 | 発売日 |
---|---|---|---|
EB-935W | リアルWXGA/3,700ルーメン/コントラスト2,000:1 | 約18万円 | 2013年12月4日 |
EB-965 | リアルXGA/3,500ルーメン/コントラスト10,000:1 | 約16万円 | |
EB-950W | リアルWXGA/3,000ルーメン/コントラスト10,000:1 | 約15万円 | |
EB-940 | リアルXGA/3,000ルーメン/コントラスト10,000:1 | 約14万円 | |
EB-950WV | EB-950W/書画カメラ「ELPDC06」セットモデル | 約19万円 | |
ELPDC12 | 1/2.7型CMOSセンサー採用/フルハイビジョン対応 | 約6万円 | 2013年11月28日 |
関連記事
エプソン、東京スカイツリータウンで「3Dホームプロジェクター体感イベント」を開催
エプソンは、大画面での3D映画やレーシングゲームなどを無料体験できる「3Dホームプロジェクター体感イベント」を開催する。スマホ/タブレット連携を強化:「ローエンドモデルを充実させ、市場規模とシェアの拡大を目指す」――エプソン、ビジネスプロジェクター5機種を投入
エプソンが3LCD方式のビジネスプロジェクター5モデルをモデルチェンジ。エントリーモデルも無線LANに対応し、スマホやタブレットからの投写を可能となった。コントラストも強化し、明るい部屋での視認性が向上した。スクリーンセットモデルも用意:お手軽コンパクトな3D対応プロジェクター、エプソン「EH-TW5200」
エプソンは「dreamio」(ドリーミオ)シリーズのエントリーモデル「EH-TW5200」および80型スクリーンをセットにした「EH-TW5200S」を8月下旬に発売する。エプソン、広範囲レンズシフトを搭載したバリューモデル、「EH-TW7200」
エプソンは家庭用プロジェクター「EH-TW7200」を発表した。広範囲レンズシフトを搭載しつつ、実売で24万円台後半という価格を実現した高コストパフォーマンスモデル。ワイヤレスモデルもあり:3D表示でも超解像にフレーム補完、エプソンから家庭用プロジェクター「EH-TW8200」登場
エプソンはホームシアター向けプロジェクター「dreamio」(ドリーミオ)シリーズの新製品「EH-TW8200W」および「EH-TW8200」を10月に発売する。3D機能やコントラスト性能など基本機能を強化。エプソン、10万円切るビジネスプロジェクター5機種
エプソンはビジネスプロジェクターの新商品5機種を8月29日に発売する。価格はオープンだが、実勢価格はスタンダードモデルが4万円台後半~9万円台後半、エントリーモデルが5万円台後半になる見込み。会議や授業の新スタイルを提案:エプソン、投写画面にペンで書き込める壁掛けプロジェクターなど3機種
エプソンがビジネス/文教市場向けプロジェクター3機種を発表した。投写面上でPCの操作や、ペンでの書き込みに対応するなど、会議や授業をより効果的に行うための機能を数多く搭載している。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.