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「Windows 10」プレビューの最新ビルド「10061」公開メールとカレンダーを刷新

ビルド「10061」では新しいメールアプリとカレンダーアプリが搭載されたほか、タブレットモード向けのUIをブラッシュアップした。

 米Microsoftは4月22日(現地時間)、次期OSのプレビュー版「Windows 10 Technical Preview」の最新版ビルド「Build 10041」を公開した。最新ビルドの主な変更点は以下。

新しいメールアプリとカレンダーアプリ

 新しいメールアプリでは、おなじみの3ペイン構成のユーザーインタフェースに刷新され、素早くメールとカレンダーを切り替えられるようになったほか、メールを左右にスワイプして削除やフラグ、移動、未読と既読の変更が行えるカスタマイズ可能なスワイプジェスチャーに対応した。また、Wordのようにメールで簡単にテーブルを挿入したり、写真を加えたり、テキストを装飾できるようになった。メールとカレンダーともに、Office 365、Exchange、Outlook.com、Gmail、IMAP、POPなどの主要なアカウントをサポートする。

スタートメニュー、タスクバー、アクションセンターの改善

 スタートメニュー、タスクバー、アクションセンターで新しい黒のシステムテーマを追加。スタートメニューおよびタスクバーの透過と、スタートメニューのサイズ変更が可能になったほか、デスクトップの背景から基本となる色を抽出するオートカラーを有効化している。パーソナライゼーション下の設定アプリで、スタート、タスクバー、アクションセンター透過設定だけでなくの色も調整できる。電源ボタンはスタートメニューの右上から左下に移動した。

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「Continuum」の改善

 タスクバーをタブレット向けに最適化した。具体的にはタブレットモード時に、スタートボタン、コルタナ、タスクビューボタンがよりタッチしやすいように拡大。通知エリアの各項目も同様に拡大する。また、デフォルトではタスクバー内のアプリアイコンを非表示にした。タブレットモードのオプション設定で従来のようなタスクバーのアイコン表示も可能。なお、起動時に自動的にタブレットモードする設定もあり、10型以下のタブレットはこれらの設定がデフォルトで適用される。

タスクビューの改善

 タスクビューのデザインを更新。ウィンドウアイコン、閉じるボタン、およびサムネイルを洗練させた。

仮想デスクトップの改善

 仮想デスクトップを制限なく作成できるようになった。


 このほか新ビルドでは、Outlookで新しい電子メールのインデックスが作成できなかった不具合をはじめ、Hyper-V、Visual Studio、Project Spartanに関する既知の問題が修正されている。

 なお、Technical Previewの旧ビルドを導入しているPCは、Settings>Update&recovery>Advanced optionsの設定を「Fast」にすることで、Windows Update経由でアップデートできる。

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