「目指したのは史上最強のThinkPad」――レノボ、モバイルワークステーション&ビジネス向けデスクトップPCを発表(2/2 ページ)
「全てのワークステーションユーザー、PCのパワーユーザーに史上最強のThinkPadをお届けしたい」という、開発者の熱い気持ちが込められたThinkPadのモバイルワークステーション新モデルや、ユーザーの声を多く取り入れたThinkCentreの新モデルが登場した。
「ThinkCentre Mシリーズ」
「Tinyシリーズ」
レノボのデスクトップPCシェアで30~40%を占める小型デスクトップ「Tinyシリーズ」からは、「ThinkCentre M900 Tiny」「ThinkCentre M600 Tiny」が登場した。約1リットルのコンパクトなサイズはそのままに、第6世代インテルCore iプロセッサを搭載。PCIe SSDのサポートや標準で3画面出力への対応、工具なしでカバーを開けられるツールレスボディの採用など、基本性能の強化が行われた。
過酷な現場での使用も想定し、オプションとして防塵保護フィルター「ダストシールド」もオプションで用意した。排熱や静音性に影響することなく堅牢性の向上が図れるという。フィルターは水洗いも可能だ。
「Smallシリーズ」
「ThinkCentre M900 Small」は従来モデル「M93p SFF Pro」の後継機種だ。日本のユーザーから強い要望を受け、本体幅を102ミリから88ミリに小型化した。最大メモリサイズは64Gバイトに強化され、PCIe SSDへの対応や防塵保護フィルター「ダストシールド」の装着も可能だ。
「All-In-Oneシリーズ」
一体型PCのAll-In-Oneシリーズからは「ThinkCentre M900z All-In-One」と「ThinkCentre M800z All-In-One」の2機種が登場する。これまでオフィス環境で一体型PCを利用するユーザーが全体の10%ほどだったのに対し、現状は3~4%まで減少しているという。一方で、カウンター業務を行う現場で一体型PCの導入が国内外で増加しており、ユーザーからは「顧客との対面の場でスタイリッシュな一体型PCを利用したい」という声があったという。
そこで新モデルでは、33%から42%の本体薄型化を施した。高さ、チルト、スイベルの可動に対応するスタンド機能も備える。M900zは工具なしでカバーを開けられるツールレスのボディを採用し、メンテナンス性も向上した。一方で、M800zはカバーの開閉にネジを採用。こちらはよりコストダウンを追求した結果とのこと。
関連キーワード
ThinkPad | ワークステーション | レノボ | モバイルワークステーション | Xeon
関連記事
レノボ、第6世代Coreプロセッサを採用したビジネスPC「ThinkCentre M」新モデルを投入
レノボは、同社製ビジネスPC「ThinkCentre M」シリーズの新製品を発表。手のひらサイズの超小型モデルなど計5製品が投入される。レノボ、Xeonを標準搭載したプロ向けモバイルWS「ThinkPad P」シリーズを発表
レノボ・ジャパンは、“ハイエンド・プロフェッショナル向け”をうたった高機能モバイルWS「ThinkPad P」シリーズ2製品の発表を行った。レノボ、第6世代Core搭載のベーシックノート「Lenovo B41」など3製品
レノボ・ジャパンは、Windows搭載エントリーノートPC「Lenovo B41」「同 B51」など計3製品の発表を行った。日本の開発部隊が25年間情熱を注いだ“ThinkPad”の話をしよう――レノボ・ジャパン事業戦略説明会
2015年で創立10周年を迎えたレノボ・ジャパンが事業説明会を開催。事業戦略として掲げる「DREAM構想」とは?レノボ・ジャパン留目社長も深夜のクラブにかけつけた? 渋谷のハロウィンイベント「シブハロ2015」が今年も盛況!
今年で2度目となるレノボの渋谷ハロウィンイベントが開催され、お笑い芸人のどぶろっくや熊切あさ美さんも登場。そしてなにより、仮装した参加者がイベントを盛り上げる!
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.