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「今、ゲーミングPCを組むなら15万円」――1年前から変わった常識:古田雄介のアキバPick UP!(2/4 ページ)
ゲーミングPCを一式組み立てる予算の最低ラインが、ここ最近大きく上昇した。多くのショップは15万円を目安に挙げる。「1年前なら10万円と言っていましたが」とこぼしつつ。
AORUS ELITEやROG STRIXのRTX 3060 Tiカードが10万円切り
ミドルレンジ上位として人気のあるGeForce RTX 3060 Ti搭載カードも、LHR(Lite Hash Rate)版の登場とともに7万円台のモデルも見られるようになってきた。
例えば先々週末に登場したZOTACの「GAMING GeForce RTX 3060 Ti Twin Edge OC LHR」は7万6000円弱で出回っており、先週も好調に売れていた。
ハイスペックモデルも、Rev.2.0にリニューアルして売り場に並ぶようになっている。先週登場したのはギガバイトの「AORUS GeForce RTX 3060 Ti ELITE 8G rev.2.0」と、ASUS JAPANの「ROG-STRIX-RTX3060TI-O8G-V2-GAMING」だ。ともに9万6000円前後となる。
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某ショップは「どちらも人気のブランドですね。RTX 3060 TiながらRTX 3070カードの最安ラインを超える価格帯なので安くないですが、付加価値を評価する人はそれなりにいるので、売れそうな気配もします」と話していた。
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