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「今、ゲーミングPCを組むなら15万円」――1年前から変わった常識:古田雄介のアキバPick UP!(3/4 ページ)
ゲーミングPCを一式組み立てる予算の最低ラインが、ここ最近大きく上昇した。多くのショップは15万円を目安に挙げる。「1年前なら10万円と言っていましたが」とこぼしつつ。
ファンレスのX570チップセット搭載マザーがMSIから2モデル登場
マザーボードで目立っていたのは、MSIの「MAG X570S TOMAHAWK MAX WIFI」と「X570S TORPEDO MAX」だ。価格は3万2000円強と2万8000円前後となる。
ともにSocket AM4に対応するAMD X570Sチップセットを採用したATXモデルとなる。従来のX570チップセット搭載マザーボードの大半が搭載していたチップセット用ファンが省かれ、ヒートシンクのみで冷却する仕様になっているのが特徴だ。
MAG X570S TOMAHAWK MAX WIFIは、Intel製のWi-Fi 6&Bluetooth 5.2チップを搭載し、毎秒最大64GB転送が可能なM.2 NVMeスロット2基と、5基のUSB 3.2 Gen2ポートを備える。
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MSI MAG X570S TORPEDO MAXはWi-Fi非搭載ながら、毎秒最大64GBのM.2 NVMeスロット2基とUSB 3.2 Gen 2ポートを5基備える。
入荷したドスパラ秋葉原本店は「小さい径のファンはどうしても高音のノイズが出やすいので、静かなRyzenマシンを組みたいという人には魅力的な選択肢になるかなと思います」と評価していた。
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