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GeForce RTX 4080搭載カードの最安が21万円を割る:古田雄介の週末アキバ速報(2/2 ページ)
今週は、複数のGeForce RTX 4080搭載グラフィックスカードで値下がり傾向が見られた。最安値が1万円下がって21万円を切り、上位モデルのRTX 4090搭載カードとの線引きがつけやすくなってきた。
RTX 4090カードの枯渇具合がやや緩和も「冬商戦の主役になれない」
ハイエンドグラフィックスカードの売れ筋であるRTX 4090だが、深刻な枯渇傾向は今週に入って多少は緩和されたようだ。金曜日夕方の時点では完全に在庫を切らしたショップは少数で、数本/数種類のストックを置いている店が複数あった。
ただ、それでも供給の安定は望めないとのコメントが多い。パソコンSHOPアークは「BTO用の在庫を何とかかき集めている状況ですね。店舗用もオンライン用もなかなか回ってこない状況で、メーカーやブランドを絞って入手を検討する難易度がちょっと高く感じます」と率直に話していた。
また別のショップは「注目度で言えば、冬のボーナス商戦や年末年始セールの主役になれる存在ですが、いかんせんモノがない。世界中で供給不足になっているようですし、もう状況が上向くのをひたすら待つしかないですね」とこぼす。
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