ニュース
一部で従来モデルと価格逆転も――第13世代Coreのラインアップが拡充:古田雄介のアキバPick UP!(3/4 ページ)
年明け早々、第13世代Coreシリーズのラインアップが拡充され、Core i3や低消費電力の末尾Tモデルが選べるようになった。対応するマザーボードもIntel H770やB760チップセットが加わり、選択肢は一気に拡大している。
Intel H770&B760マザーボードが5メーカーから続々登場
第13世代Coreシリーズの拡充とともに、Intel Z790の下位にあたるチップセット「Intel H770」と「同B760」を搭載したマザーボードも各社から売り出されている。
Intel H770マザーはASUS JAPANの「TUF GAMING H770-PRO WIFI」(3万8000円弱)や「PRIME H770-PLUS D4」(3万円弱)が確認されている。B760マザーは同社やASRock、ギガバイト、MSI、BIOSTARから多数登場しており、価格は1万8000円弱から4万円弱まで幅広い。
パソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「(高価だった)IntelZ790マザーではあり得なかった価格帯の選択肢が一気に広がりましたね。第13世代でミドルレンジ以下の構成を組みたいというニーズに順調に応えていってくれると思います」と期待を寄せる。
advertisement
直近では価格が落ち着いていて在庫がそれなりにある前世代のIntel H670/B660チップセット搭載マザーボードの売れ行きが目立っているが、「スムーズにバトンタッチしていきそうな感じですね」(同店)という。
関連記事
実売15万円台~のGeForce RTX 4070 Ti搭載カード登場も「なら一番上」の流れは止まらず?
年明け早々、大物パーツの新製品ラッシュが続く。1月5日には「GeForce RTX 4070 Ti」を搭載したグラフィックスカードが各社から売り出されたが、その反響やいかに!?落ち着かない価格、ヒットを続ける30万円のグラフィックスカード
2022年のアキバまとめ前編は、グラフィックスカードの動向を中心に振り返る。1年を通して価格と供給量が不安定な中、秋にはGeForce RTX 4090搭載カード、年末にはRadeon RX 7900 XTX搭載カードが登場した。そして、いつの間にかハイエンド級の価格感も変わっていた。コロナ禍の影響と子供連れが減ったアキバ自作街の1年
2022年の自作街を振り返ると、ここ3年で最もコロナ禍の影響が薄まったといえる。自作PCのプラットホームは1年を通してIntelが主流を担ったが、AMDも随所で存在感を放って市場を盛り上げた。2021年のアキバ自作街は「警戒」に終始した
コロナ禍による対面営業の難しさと、半導体不足による慢性的な供給の不安定さ。そして、熱狂的なマイニングブームによる特定パーツの払底。1年を通して警戒すべきことが多かった2021年のアキバ自作街を振り返りたい。2021年のアキバ自作街は「品薄」に悩んだ
アキバの2021年を巡る後編では、IntelとAMDのプラットフォーム覇権争いを中心に振り返りたい。グラフィックスカードや大容量HDDと同じく、こちらでも人気モデルの品薄ぶりが終始悩みの種となっていた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.