ニュース
2極化が進む電源ユニット 低容量でもATX 3.0対応電源が人気:古田雄介の週末アキバ速報(2/2 ページ)
ATX 3.0対応の電源ユニットがじわじわ選択肢を広げている。当初はキロワット級に集中していた人気も、徐々に広域に広がってきている様子だ。
SuperFlowerの単品売り12VHPWRモジュラーケーブルが店頭に並ぶ
12VHPWRモジュラーケーブルを投入することで、既存の電源ユニットを最新規格に対応させるメーカーもある。
今週はSuperFlowerからオプションの12VHPWRケーブル「SF-2X8PIN-16PIN」と「SF-2X9PIN-16PIN」が登場している。価格はともに2000円前後だ。
SF-2X8PIN-16PINはPCIe向け8ピンコネクターを2基に、SF-2X9PIN-16PINは9ピンのスーパーコネクター2基に接続する。ケーブル長はともに約600mmだ。
advertisement
対応するのは「LEADEX III GOLD ARGB」シリーズなどを除く、同社の定格850W以上のフルモジュラー電源となる。ただし、GeForce RTX 4090搭載グラフィックスカードに使う場合は、定格1000W以上の電源ユニットが求められる。
入荷したTSUKUMO eX.は「追加ケーブルなどの対応を含めれば、主要な電源メーカーの大半は12VHPWRケーブルが使えるように選択肢をそろえてきましたね」と話していた。
関連記事
まるでショウウィンドウ? ボディー内部丸見えのPCケース「NZXT H9」が脚光を浴びる
柱で区切らないL字のシースルーケース「H9」や、定格1000WでATX 3.0にも対応するSFX-L電源ユニット、フレーム側が光る「TOUGHFAN RGB」シリーズなど、自作マシンの可能性を広げる新製品が今週は目立っていた。1.5万円&0.8万円のSocket AM4マザーの入荷に「こういうのでいいんだよ」の評
1.5万円で買えるB550マザー「PRO B550M-P GEN3」や、8000円切りのA320マザー「PRIME A320M-A」が売り場に並んだ。高価なマザーボードが増えるなかで、パソコン工房 秋葉原BUYMORE店は注目株と強く推す。「Core i9-13900KS」と「Ryzen 7000無印」が登場! ショップの反応で分かったこと
年明けからのCPU新モデルラッシュは、先週末にも見られ。Intelからは最大6GHz駆動の特別モデル「Core i9-13900KS」が、AMDからはTDP 65Wで動く無印「Ryzen 7000」が3モデル投入されている。GeForce RTX 4080人気が上昇! Radeon RX 7900 XTXに新製品
入荷環境が順調に整いつつあるハイエンドグラフィックスカードだが、ここにきてGeForce RTX 4080カードの人気が高まっているという。一方、ライバルのRadeon RX 7900 XTXは新モデルが登場した。一部で従来モデルと価格逆転も――第13世代Coreのラインアップが拡充
年明け早々、第13世代Coreシリーズのラインアップが拡充され、Core i3や低消費電力の末尾Tモデルが選べるようになった。対応するマザーボードもIntel H770やB760チップセットが加わり、選択肢は一気に拡大している。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.