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MSI初のCore Ultra搭載ポータブルPC「Claw」など国内初公開のモデルを見てきた(1/5 ページ)

エムエスアイコンピュータージャパン(MSI)が、Core Ultra搭載のポータブルゲーミングPC「Claw A1M」など、CES 2024で発表された新モデルの国内展開を明らかにした。

 エムエスアイコンピュータージャパン(MSI)が都内でプレス向けの説明会を開催し、CES 2024で発表された新モデルの国内展開を明らかにした。いずれのモデルも、現時点で詳細な価格や発売時期などは不明だ。


MSIが国内でのノートPCの展開を明らかにした

Core Ultra搭載ポータブルゲーミングPC「Claw A1M」

Core Ultra搭載の7型ポータブルゲーミングPCは3月頃に発売

 既に国内発表が行われたモデルもあるが、今回投入が明らかにされたモデルをいくつかピックアップしていく。


2024年のゲーミングPC/クリエイター向けノートPCのラインアップ(右)。フラッグシップモデルの更新が目を引く

同社のゲーミングPCはカジュアル/eスポーツ/プロフェッショナルのターゲット別に3色に分かれている

それぞれのターゲットに用意されたモデル。ポータブルゲーミングPCのClawは、全ての層での利用が想定されている

 まずは、CES 2024で注目を集めたポータブルゲーミングPC「Claw A1M」から見ていこう。Claw A1Mは、1920×1080ピクセル表示に対応した7型の液晶ディスプレイを搭載しており、タッチ操作に対応し、リフレッシュレートも120Hzと高い。

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 大手PCベンダーが手がける同クラスの競合モデルとしては、ASUS JAPANの7型モデル「ROG Ally」やレノボ・ジャパンの8.8型モデル「Legion Go」などがある。

 いずれもCPUにAMDのRyzen Z1 Extremeを採用しているが、本機はIntel最新のCore Ultraプロセッサを搭載しているのが特徴だ。CPU内蔵GPUはIntel Arc Graphicsで、同社が行ったベンチマークテストでは、それらのライバル機を上回るスコアを記録したという。


7型のポータブルゲーミングPC「Claw A1M」

ポータブルゲーミングPCでは珍しい、Intelプラットフォーム採用モデルだ。120Hzのリフレッシュレートに対応したディスプレイや、DDR5メモリを搭載する

CPUとSSD容量の違いで2モデルがある

ディスプレイの両脇にスティックやボタンを配置したオーソドックスなスタイルだ

液晶ディスプレイはタッチ操作も可能で、スティックやボタンにはRGBバックライトを備える

ディスプレイの両脇に各種ボタンを用意する

ボディーの右側にスタートボタンやクィックセッティングを呼び出すボタン、スティックなどを配置する。ゲーミングPCらしく、RGBバックライトを備えている

左側には十字ボタンの他にセレクトボタン、ユーティリティーのMSI Center Mを呼び出すボタンがある

 続いて、インタフェース部分などを見ていこう。

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