ニュース
「XTなしと同じ値段だったりします」――10万円切りで登場した「Radeon RX 9070 XT」搭載グラフィックスカードが話題に:古田雄介の週末アキバ速報(1/2 ページ)
ASRockから登場した「Radeon RX 9070 XT Challenger 16GB」が、そのコスパから各ショップで話題になっている。また、同社からはAI開発向けカードも売り出されている。
今週(10月26日週)、PCパーツショップのグラフィックスカード売り場にRadeon RX 9070 XTを搭載するASRockの「Radeon RX 9070 XT Challenger 16GB」が加わった。9万9800円前後の値付けが目立ち、税込みで10万円を超えるショップはなかった。
「Radeon RX 9070 XT Challenger 16GB」が9万円台で登場
3連ファンを採用したオリジナルクーラーモデルで、カード長は約290mm、厚さは約56mm(3段弱)となる。
とりわけ注目されているのは、初回入荷で10万円を切る値付けだ。入荷したTSUKUMO eX.は「同GPU搭載カードが底値近くになって11万円を切ったり切らなかったりという中で、初回からなかなか攻めた値付けだなと思います。注目している人は少なくないと思いますよ」と話していた。
advertisement
また別のショップは「1つ下の『Radeon RX 9070 Challenger 16GB』と全く同じ値段でした。こういうこともあるんですね」と目を丸くしていた。
Radeon RX 9070 XT/9070搭載カードは2025年3月に登場し、前者は11万3000円前後~15万3000円前後、後者は10万4000円前後~14万円前後で売り出されていた。
現在はそれぞれ価格が落ち着いているが、それを加味しても本製品のインパクトは大きかったようだ。
関連記事
曲面デザインを徹底的に生かしたCorsairの新型PCケース「FRAME 4500X」登場 広がるピラーレスの世界
曲面ガラスだけでなく、カーブデザインを効果的に使ったPCケースが登場した。Thermaltakeからも派手なツートンカラーやLCD組み込みも選べるモデルが売り出され、ピラーレスの世界が広がっている。「諦めなくてもいい」――5インチベイ搭載PCケース「MasterBox CM695」が登場
クーラーマスターから、5インチベイや3.5インチベイを搭載したミドルタワーケース「MasterBox CM695」が売り出された。また、パソコン工房 秋葉原パーツ館のジャンクコーナーにはBDドライブが複数台並んでいた。昔ながらのPCの構成をまだ諦めなくてもいい。USB Type-Cで映像出力できるProArtのグラフィックスカードがASUSから登場!
ASUS JAPANから、USB Type-C出力を備えたGeForce RTX 5080/5070 Ti搭載カードが登場した。ファンにLEDはなく、2.5スロット厚に収まるクリエイター向けモデルだ。Windows 10のサポートが切れ、なぜか浮き上がった光学ドライブ需要
ここ最近の秋葉原のPCパーツショップには、パソコン内蔵型の光学ドライブを求める人が増えているという。そこにはさまざまな背景があり、内蔵型光学ドライブの在庫はなかなか少ない。RazerとSparkle ComputerからThunderbolt 5対応の外付けGPUボックスが登場
RazerとSparkle Computerが、ほぼ同時期にThunderbolt 5接続対応の外付けGPUボックスを投入している。その他、ゲーミングマウスの自作キットや熱伝導グリスの新ブランドも登場した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.