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迷走の5年間を経て――MicrosoftがWindows 11の“不都合な真実”を認め、改善を宣言した背景Windowsフロントライン(2/2 ページ)

Windows 11のリリースから約5年。新機能の追加、特にAI(Copilot)関連の強化にまい進してきたMicrosoftが、大きな方針転換を打ち出した。本稿では、これまでの不満を解消するべく動き出したWindows 11の最新動向を整理する。

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Feedback HubとMicrosoft アカウント(MSA)

 この他、当該のBlogで触れられていたものに「Windows Insider Programの透明性の強化」と「改良されたFeedback Hub」がある。

 前者について、複数ある配信チャネルの位置付けがここ数年ほど不明瞭であり、実質的に「Windowsのファンを増やす」という名目でWindows 10時代にスタートしたWindows Insider Programが形骸化していたものを“リブート”させるのが目的だと考えられる。

 新機能を試すために利用していたはずが、単に“ABテスト”の実験であったり、Canary→Dev→Betaの順番で提供範囲が広がっていくはずが、新機能などについては実際にはそうでなかったり、そういったものが改めて整理されるのだろう。

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 また、実際にWindows Insider Programでの意見がどこまで反映されていたのか不明瞭な部分も多く、それらの反省を踏まえて次のような形でFeedback Hubが改めて強化されたのだと思われる。

 新しくなったFeedback Hubでは、フィードバックの投稿がより簡易になり、加えて実際にどのように反映されているのかを確認できるようになった。透明性の問題は近年のWindows Insider Programでは顕著であり、Feedback Hubではこの点を強く意識している。


新しくなったFeedback HubのUI/UX

 最後はMicrosoft アカウント(MSA)の話題だ。ボーデン氏が触れているが、Microsoftで開発者コミュニティ担当バイスプレジデントのスコット・ハンゼルマン(Scott Hanselman)氏がX上で投稿を行っている。

 Windows 11以降は、OSのローカル利用であってもMSAへのサインインが必須であり、この点も長らく言われていた不満の1つだった。

 ハンゼルマン氏によれば、MSAなしでもOSアクセスを可能にする仕組みに取り組んでいるとのことで、これは特に「OOBE(Out-of-Box Experience)」と呼ばれる初期セットアップ時で大きな意味を持つ。このあたりも追加情報が出たタイミングでフォローアップしていきたい。

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