「Wi-Fiほぼスマホ」の軸となるBIGLOBEのLTEサービス「BIGLOBE LTE・3G」は、月に利用したいデータ通信量や利用シーンに合わせて4つのプランを用意する。
最も低価格な「エントリープラン」は933円/月で、データ通信量1Gバイト/月までの利用が可能。続く「ライトSプラン」は1505円/月で同2Gバイト/月まで、「ライトMプラン」は2838円/月で同3Gバイト/月まで利用できる。最後の「スタンダードプラン」は大手通信事業者と同じ7Gバイト/月まで利用可能ながら、3790円/月と割安。さらにSIMカードを最大3枚まで使用できる。
特にお勧めなのは、933円/月の「エントリープラン」だ。「LTE/3Gのデータ通信を月間上限1Gバイトまで」利用できる。1Gバイトといっても、Webを見る、SNSサービスを利用する、メールやメッセージをやり取りする、アプリを使うといった、よくあるスマートフォンの使い方であれば十分にまかなえる容量であり、BIGLOBE LTE・3Gのもう1つの特長である「Wi-Fiスポット」をうまく活用すると大容量の動画再生やアプリダウンロードなどの心配も少なくなる。
仮にデータ通信量上限の1Gバイトを超えてしまっても心配はいらない。「BIGLOBE LTE・3G」は、128kbpsに速度の制限はかかるが継続して使えるし、100Mバイトあたり300円で速度制限を解除する機能「ボリュームチャージ」もある。万一今月は使いすぎてしまった……場合も「大丈夫」だ。もっと詳しく知りたい人は、具体的に1Gバイトでどのくらい使えるのかを検証した過去の記事「BIGLOBEがやってくれたぞ! LTE版Nexus 7+LTE通信=「3000円/月以下」の格安サービス登場」を参照願えれば幸いだ。
Wi-Fiほぼスマホは、この中から自分の使い方にあわせてプランを選択し、この月々のLTE通信費にプラス1876円(24カ月間)でAQUOS PHONE SH90Bを利用できる「アシストパックB」と呼ぶプランを追加する仕組み。エントリープランでは24カ月間「2809円/月」(25カ月目以降は933円/月)で、LTE端末も、LTEデータ通信も、Wi-Fiスポットも利用できるのである。
BIGLOBE LTE・3Gでは、高速なLTEと利用エリアが広い3Gに加えて、BIGLOBEが提供する公衆無線LANサービス「Wi-Fiスポット」を追加料金不要で利用できるのは前述したとおり。<お得ポイント2>で、自宅では自宅のWi-Fiを活用すればデータ通信量を効果的に節約できると紹介をしたが、この追加料金不要で使える「Wi-Fiスポット」もうまく利用することで、外出先でもLTEのデータ通信量を上手に節約できるようになる。この点、じつは他社の低価格SIMサービスにはほとんどないBIGLOBE LTE・3Gならではのポイントだ。
普通の公衆無線LANサービスは利用時に手動切り替えやログイン作業など意外と煩雑な手続きが必要になるが、BIGLOBEはこうした面倒をスッと解消する便利なAndroidアプリ「オートコネクト」を提供する。オートコネクトはLTE/3GとWi-Fiを、電波の状況に応じて自動的に切り替えてくれる機能を持ち、「Wi-Fiスポット」を利用可能なエリアに入ったら、面倒な操作なくSIMカード認証で自動ログインが可能、あわせてLTE/3G通信を自動的にオフにして節電する工夫がとてもよく考えられている。
また、Wi-Fi電波強度のチェックを行い、一定の電波強度以上のWi-Fiスポットにのみ接続する機能も備わる。Wi-Fi電波状況がよい場所では積極的に(自動的に)Wi-Fiを使う工夫を設けることで、ユーザーはより満足な通信速度(かつLTE通信量も節約しながら)で快適に利用できるのだ。
BIGLOBE LTE・3Gは、追加料金なしで「Wi-Fiスポット」も利用できるのがお得ポイントの1つであり、駅や空港、カフェなどWi-Fiスポット対応エリアで使用できるのだが、2014年2月3日より対応エリアをさらに拡充させた。新たに対応した主なスポットは以下の通り。
BIGLOBE LTE・3Gユーザーは、無料Androidアプリ「オートコネクト」により“対応エリアに行けばWi-Fiに自動切り替え”を違和感なく実現できることもふまえ、Wi-Fiスポットの対応エリアが拡充されれば、LTE通信は上限1Gバイトまで(エントリープランの場合)であっても「大丈夫」になる可能性が高まる。結果として「低価格のまま」運用できる範囲が広がるということである。
加えて、LTE対応ポータブルルータ「AtermMR03LN」をセットにした「AtermMR03LN(クレードルセット)」の提供も始めた。
AtermMR03LNは、
など、モバイラーがうれしいと感じる特長がたくさんある。Wi-Fiほぼスマホも魅力だが、PCもスマホもタブレットも携帯ゲーム機もまとめてモバイル通信を1つにまとめたい人は、このポータブルルータ(アシストパックA 933円/月 24カ月間)+BIGLOBE LTE・3Gの組み合わせた「AtermMR03LN(クレードルセット)」で検討するのもお勧めだ。
ここまで紹介してきたように「Wi-Fiほぼスマホ」は、スマートフォンサイズの高性能LTE端末「AQUOS PHONE SH90B」と、豊富なプランが選べる低価格SIMサービス「BIGLOBE LTE・3G」+「Wi-Fiスポット」を組み合わせることで、大手通信事業者が提供するスマートフォンとほぼ同等のことを、より低価格に実現できるのが大きな特長だ。さらに、BIGLOBEが提供するIP電話サービス「BIGLOBEフォン・モバイル」(*)を追加すれば、通話も可能になる(*基本料300円/月。ただし、Wi-Fiほぼスマホの申込で最大12カ月基本料無料となる特典を用意する。申込は2015年2月2日まで)。
BIGLOBEフォン・モバイルは、一般的なスマートフォンの音声通話サービスと少し違うVoIP技術を用いたIP電話サービスだが、050で始まる専用の電話番号が付与され、電話をかけることはもちろん、受けることもできる。さらに同じBIGLOBEフォン・モバイルのユーザー同士、あるいは050ではじまる提携プロバイダのIP電話であれば、無料通話が可能だ。例えば、NTTドコモのスマートフォン同士で通話無料を行う場合は「Xiトーク24」(タイプXiにねん743円+Xiカケ・ホーダイ定額制667円)」の加入で1410円/月が追加で必要になるが、Wi-Fiほぼスマホの特典によりBIGLOBEフォン・モバイルは12カ月間は基本料無料で、さらに提携プロバイダのIP電話同士なら24時間通話無料で利用できる(2年目以降も300円/月で済む)。
NTTドコモのXiトーク24をはじめとする大手通信事業者の通話定額サービスは、同じ通信事業者間の通話は無料でも、固定電話や他社ケータイに電話をかける際には20円/30秒と意外と高い通話料金が発生する。これに対し、BIGLOBEフォン・モバイルは固定電話宛てで8円/3分、携帯電話宛ての通話も15.9円/1分と安価に電話をかけられるのもメリットだ。
家族で「Wi-Fiほぼスマホ」を利用すると考えるといかがだろう。家族全員のデータ通信料金とLTE端末代金をこれまでより大きくコストダウンできるだけでなく、固定電話や他社携帯電話にかける通話料金を低価格に、さらに家族間の通話は24時間無料になるわけだ。特にお子様に「スマートフォンがほしい」と頼られているお父さんユーザーにはぜひ前向きに導入を検討してもらいたい。
加えて、家族用端末としては保証も重要。Wi-Fiほぼスマホには、水没や破損、故障など万一のトラブル時に交換機を電話1本で届けてくれる「BIGLOBE安心サービス(SH90B)」(36カ月間有効 300円/月)を用意する。こういった保証サービスをしっかり用意するのも安心してBIGLOBEを勧められるポイントだ。
これまでの携帯電話や3Gスマホに比べて、導入コストや通信料金が割高に感じるスマートフォンだが、LTE端末、LTE通信、さらにWi-Fiスポットもセットになって2809円/月からの月額料金で利用できる「Wi-Fiほぼスマホ」ならいかがだろう。自分自身はこれまでのスマートフォンから乗り換えつつ、一緒に家族用の端末も低価格SIMサービスを利用する「Wi-Fiほぼスマホ」に乗り換えると、使い勝手や通信速度は最新スマートフォンとほとんど変わらず、何より月額コストをかなり抑えた運用ができるようになる。
導入も簡単だ。BIGLOBEのWeb申し込みや電話申し込みのほか、イオン(一部店舗を除く)でも取り扱いしている。さらにイオンでは、2014年3月1日〜3月31日の期間、通常3000円の初期費用が1886円となる特典を実施しているので、街のイオン店舗へ買い物に出かけた際にもぜひチェックしてみてほしい。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2014年3月31日