ニュース
新型MacBookが即日店頭に――アップルストア銀座をのぞいてみた:在庫は潤沢
アップルストア銀座にて、アルミボディの新型MacBook/MacBook Proの販売が開始された。今すぐ触りたい、買いたい、そんな人はアップルストアの店頭へ。
10月15日、アップルストア銀座にて、ボディを一新したMacBookとMacBook Proの販売が開始された。全国のApple Storeについても同日より順次販売が開始される(東京以外の地域は物流の関係で販売開始時間が遅れる場合もある)。
アップルストア銀座の1階には、10時の開店時で新型MacBookが6台、新型MacBook Proが5台展示されており、店内で手にとって試用できる。午前中の店内はまだ混雑しておらず、特に並ばずに展示機が試せる状態だった。店内ではアルミボディを初めて採用した新型MacBookの人気が高く、来店した人々がMacBook Proと同等の質感や、ボタンがない新しいトラックパッドの操作感をチェックしているのが印象的だった。午前中の段階で在庫は潤沢とのことで、購入後そのまま持ち帰ることも可能だ。
なお、アップルストア銀座にMacBook Airの新モデルは展示されておらず、入荷は後日になるという(オンラインのApple Storeでは11月上旬の出荷予定)。また、LEDバックライトを搭載した24型ワイド液晶ディスプレイのLED Cinema Displayについては、製品の展示こそされていたが、販売開始は11月になる予定だ。
アルミボディになったMacBookのボディはMacBook Proと同様の高級感と剛性感があり、片手でパームレストを握って持ち上げても、たわむことはない(写真=左)。来店者がボタンのないトラックパッドに驚いたり、新機能の4本指を使ったスワイプを興味深く試す様子は、Windows搭載ノートPCには見られない光景だ(写真=中央)。11月に販売が開始される予定のLED Cinema Displayも展示されていた(写真=右)
15.4型ワイド液晶ディスプレイ搭載のMacBook Proは、MacBookと共通のアルミ板削り出しによる「ユニボディ」を採用(写真=左)。グラフィックス機能は、チップセット内蔵のGeForce 9400Mと外付けGPUのGeForce 9600M GTを備えている(写真=中央)。グラフィックス機能の切り替えはシステム環境設定の「省エネルギー」から行う仕組みで、「バッテリー寿命優先」を選ぶとGeForce 9400M、「パフォーマンス優先」を選ぶとGeForce 9600M GTが使われる(写真=右)。内蔵/外付けGPUの切り替えにはログオフが必要だった
関連キーワード
Mac | MacBook | MacBook Air | Apple | MacBook Pro | 金属ボディ | DisplayPort | Intel | 45nmプロセス | LED | NVIDIA | Core 2 Duo | DVI | GeForce | HDMI | マルチタッチ | Penryn | Cinema Display | GPU | スティーブ・ジョブズ | FireWire | LEDバックライト | フルHD | WWDC
関連記事
- Appleスペシャルイベント詳報 前編:1枚のアルミ板から生まれる質実剛健なMacBook
米Apple本社の4 Infinite Loopで行われた新製品発表イベントの模様を現地からリポートしよう。前編ではフルモデルチェンジした「MacBook」と「MacBook Pro」を中心に取り上げる。 - 元麻布春男のWatchTower:アップルの新型MacBookファミリーに共通するもの
アップルのMacBookシリーズがフルモデルチェンジを果たした。さまざまな部分で共通点を持つ新ファミリーの特徴をまとめた。 - アップルがアルミ仕様の新型MacBookファミリーを投入
アップルがノートPCのラインアップを一新。アルミ削り出しの新ボディとLEDバックライトの液晶、ガラス製トラックパッドの採用がトピックだ。 - MacBookファミリーの新製品群を一挙公開――アップルスペシャルイベント
米カリフォルニア州クパチーノの本社で開かれたアップルのイベントで、MacBookファミリーなどの新製品群が披露された。新製品は4つだ。 - アップル、新アルミボディにMini DisplayPort搭載の「MacBook Pro」
アルミ削り出しの新ボディを採用したMacBook Proが発売された。GPU切り替え機能やMini DisplayPort、ボタンのないガラス製トラックパッドを備えている。 - 薄く、軽く、アルミになった新しい「MacBook」が登場
アップルがMacBookの新モデルを発表。上位2モデルはNVIDIAのチップセットを採用し、アルミの外装に生まれ変わった。一方、最下位モデルは1000ドルを切る価格に。 - グラフィックス性能を強化した「MacBook Air」は11月上旬に出荷
MacBook Airの新モデルは、基本性能の向上とストレージの増量が見どころ。下位モデルは21万4800円から購入できるようになった。 - アップル、Mini DisplayPort付きMacBook用の24型「LED Cinema Display」
LED Cinema DisplayはLEDバックライト搭載の24型ワイド液晶ディスプレイ。MacBookファミリーとはMini DisplayPortで接続し、充電用のMagSafe電源アダプタも内蔵する。 - アップルが考える「ポータブルバリュー」
衝撃的なデザインの「Air」、大画面でパワフルな「Pro」、廉価なCore 2 DuoマシンのMacBook。三者三様なラインアップだが、そのコンセプトは共通だという。その「アップルの思想」を聞く。 - 白い新型の実力は?:最新Core 2 Duo搭載のMacBookを悩んだすえに買ってみた
45ナノ世代のCore 2 Duoを搭載した新型MacBookを購入した。いままで初代機(黒)を使ってきた筆者だが、新型はパフォーマンスがどの程度向上したのか? さっそく試した。 - CPUは45ナノ、HDDは最大300Gバイトに:アップル、マルチタッチ対応の「MacBook Pro」を発売
「MacBook Pro」のモデルチェンジは、マルチタッチトラックパッドの採用が目玉。Airと同様のマルチタッチ操作に対応するほか、基本性能がアップした。 - さらにお安くなりました:45ナノ世代の新しいMacBookが登場
新しいMacBookは45ナノプロセスルールの新型Core 2 Duoを採用。基本スペックを強化しつつ下位2モデルの価格をさらに引き下げたが、スペックダウンした部分も。 - MacBook Airレビュー前編:MacBook Airから見える新しい風景
冷たく、静かで、どこまでも美しい1枚の板――MacBook Air。その先には、新しいPCライフスタイルが広がっている。前編では、Mac歴20年の林信行氏がMacBook Airに対する思いを織り交ぜつつ、その思想的背景に迫る。 - Macに足りない3つのポイント
MacBook Airを筆頭に2008年も話題を集めているMacだが、筆者はどうしても物足りなさを感じてしまうことがある。それは…… - 動画リポート:MacBook Airの秘密に迫る
Remote Discでネットワークブートは可能? マルチタッチの操作感は? ボディの強度は? ソニーの「X505」が与えた影響って?――MacBook Airについて判明したいくつかの事実と、面白い逸話を紹介する。 - その薄さにため息が出る:Macworld Expoのアップルブースで気づいたこと、聞いたこと
Macworld Expoの展示で最も人気が高いのは、やはりアップルブース。ジョブズ氏の基調講演後に人の波をかき分けて、「MacBook Air」ほか注目の新製品をチェックした。 - 国内初披露:MacBook Airの“薄さ”は本物だった!?
Macworld Expo 2008で発表されたばかりのモバイルPC「MacBook Air」が、日本の報道関係者向けにお披露目された。その質感は? - 一般公開は2週間後!?:MacBook Airを求めて銀座へ走るも……
史上最薄のノート型Mac「MacBook Air」が登場した。オンラインのApple Storeでは2週間後から順次出荷するとのことだが、店頭に並ぶ日はいつ? - “Something in the air.”の正体は:「MacBook Air」から「Time Capsule」まで、4つのテーマで語られたスティーブ・ジョブズ氏基調講演
「世界で最も薄いノートPC」が登場したMacworld Expo 2008。iTunesの新サービスやiPhone/iPod touchのアップデート、Time Machineを活用する新デバイスなど話題は多い。 - 64GバイトSSD採用:アップル、厚さ19.4ミリの“0スピンドル”モバイルノート「MacBook Air」を発表
アップルがモバイルノートの新作「MacBook Air」を発表。13.3インチワイド液晶を搭載し、厚さ19.4ミリ、重量約1.36キロを実現している。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.