ドコモの“HIGH-SPEED対応PC”にバリュープランを適用――月額1000円から
FOMAの通信モジュールを内蔵したHIGH-SPEED対応PCの利用に、9月1日から「バリュープラン」が適用される。これにより、月額1000〜5985円でHIGH-SPEED対応PCを利用可能になる(プロバイダの料金などは除く)。
NTTドコモは8月19日、2009年9月1日からHIGH-SPEED対応PCに「バリュープラン」を適用すると発表した。これまでの「定額データプラン スタンダード(定額データ スタンダード割)」(月額1735〜6720円)に「バリュープラン」を加えることで、月額1000〜5985円でHIGH-SPEED対応PCを利用できるようになる。プロバイダの料金や定額対象外の通信料は別途発生する。
なお、バリュープラン対象外の機種とセットでHIGH-SPEED対応PCを購入した場合や、HIGH-SPEED対応PCをドコモショップ以外で購入し、FOMAサービスのみをドコモショップで契約した場合、HIGH-SPEED対応PCをドコモショップで購入した際にFOMAサービスに契約しなかった場合は、バリュープランを利用できない。また、バリュープランを適用できるのは1回線のみとなる。
HIGH-SPEED対応PCは、FOMAの通信モジュールを内蔵した、下り最大7.2Mbpsの通信が可能なドコモ指定のPC。ラインアップはドコモのWebサイト(外部リンク)で確認できる。定額の対象となる通信は、HIGH-SPEED対応PCから定額対応アクセスポイントへ接続した、国内のFOMAパケット通信に限られる。定額対応アクセスポイントから利用できる通信は、メールの送受信や、一部のWebサイトや動画の閲覧など。
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