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2009年PC出荷台数シェア、NECがトップ──エイサー、ASUSが順位上げ
2009年の国内PC出荷は台数、金額ともに前年割れとなった。メーカーシェアはNEC、富士通、デルが上位となった。
台数、金額ともに前年割れ──MM総研調べによる2009年暦年(2009年1月〜12月)の国内PC出荷実績調査によると、国内PC市場は出荷台数で1305万1000台、出荷金額で1兆1580億円となり、それぞれ前年比4.2%減、同21%減となった。
個人市場は前半のNetbookを含む低価格PC、後半のWindows 7需要などで出荷台数662万4000台、前年比4.2%増と成長したが、法人市場は世界同時不況の影響で設備投資を控える傾向にあり、出荷総数の減少につながった。タイプ別では、Netbookが134万台出荷で86.1%増、ノート型が720万台出荷で4.9%減、デスクトップ型は451万台出荷で15.3%減。
メーカーシェアはNEC、富士通、デル、東芝、日本ヒューレット・パッカード(HP)、ソニー、日本エイサー、レノボ・ジャパン、アスース・ジャパン(ASUS)、アップルの順。Netbookや低価格ノートPC効果で日本エイサーやASUSが順位を1つ上げた。
2010年は、景況感の底打ちとともに企業内旧PCのリプレースや家庭内メインPCの買い替えも進むと見られ、出荷台数は前年比4.2%増の1360万台と予想される。
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関連リンク
- 2009年 国内パソコン出荷概要(MM総研)
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