静かな週末、半休の秋葉原:古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)
3月11日昼過ぎに発生した地震とその後の広域に渡る電力不足の影響で、アキバは前例がないほど静かな週末を迎えた。それでも、破損したパーツの買い替えなどで足を運ぶユーザーの姿も。
「あとはASUSTeKとFOXCONNです」――MSIとギガバイトのP67/H67マザーも復活!
出荷停止が続いていたSandy Bridge対応のP67/H67マザーは、3月に入ってまずはASRockとBIOSTAR製品が不具合修正済みバージョンを投入した。そして、先週からはMSIとギガバイトのラインアップも新リビジョンで復活を果たしている。
MSIは1月に投入した4モデルの末尾に「V2」を付けた、「P67A-GD65 V2」と「P67A-GD55 V2」、「P67A-C43 V2」、「H67MA-E45 V2」を11日に販売開始した。ギガバイト製品の販売再開は12日から。末尾に「B3」をつけた「GA-H67A-UD3H-B3」と「GA-H67MA-D2H-B3」、「GA-H67MA-UD2H-B3」が各ショップの店頭に並んでいる。
すでに11日午前の時点で両メーカーのマザーボードを入荷していたショップは多かった。ソフマップ秋葉原本館は「まだ1月後半の水準には達していませんが、メジャーメーカーが次々と復活してきたので、普通にSandy Bridgeで新マシンを組む人は増えていますね」と、予想以上に早い販売状況の回復を喜んでいた。
ただし、一部のマザーの在庫はまだ薄いようだ。ツートップ秋葉原本店は「ASRock製品はわりと潤沢ですが、MSIとギガバイトはまだまだ少ないです。各社は1月販売分の交換を行いながら修正済みマザーを出荷しているので、この状況はしばらく続くと思います。実際、MSIもギガバイトも次回入荷は少し先になると予想されていますし」と楽観視を控えていた。
一方で、Sandy BridgeタイプのCPUはすべてのラインアップが潤沢にそろっており、マザー待ちのユーザーが多い様子だ。TSUKUMO eX.は「ギガバイトやASUSTeKのハイエンド系を待っている人は今も多いです。Core i7-2600Kが潤沢なだけに、それらのマザーは復活し次第、飛ぶように売れる可能性があります。個人的にも、3月中にはすべてのラインアップがとりあえず復活するのかなと期待していますよ」と話していた。
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