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クセのある操作! 快速挙動! 動画あり! ──Windows 8速攻レビューBUILD(3/4 ページ)

Windows 8の詳細情報が明らかになるというBUILDに合わせて、この“次世代OS”を導入した評価機を入手した。使って分かった“Windows 8の新事実”とは?

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日本語入力環境

 今回評価した機材では、すでに日本語入力にも対応していた。評価機材はタブレットデバイスなので、本体だけで用いる“ソフトウェアキーボード”と外付けキーボードで用いる“物理キー入力”のいずれかを選択できた。評価機では、Bluetoothで接続した外付けキーボードを見失うときもあり、そのようなときに入力モードになるとソフトウェアキーボードが出現してしまうこともあったが、一度ペアリングを実行していれば自動的に外付けキーボードを認識し、入力が開始された時点でソフトウェアキーボードが画面外に消える。

 ソフトウェアキーボードのサイズはWindows 7よりはるかに大きい。一方で、ソフトウェアキーボードだけで画面の半分近くを占めてしまうため、入力フィールドの狭いアプリケーションでは、画面や入力情報が見えないこともある。英語版ソフトウェアキーボードでは、左右にキーが分離したスプリット型キーボードのレイアウトも用意する。

ソフトウェアキーボードは、画面の半分を占めるほど大きい。用意するレイアウトも英語キーボードの標準配列(写真=左)に、数字/記号入力モード(写真=中央)、そして、スプリットモード(写真=右)まで用意する

 日本語入力を利用する場合は、コントロールパネルで言語設定を行うことで日本語キーボードが選択できるようになる。評価機材のコントロールパネルはまだ開発途中らしく、Windows 8で用意されたMetroスタイルのUIメニューでは設定できず、従来の「デスクトップ」的な画面でコントロールパネルを開き、日本語設定を行った。日本語入力は快適で、MS IMEの動作とほぼ共通する。

 変換候補は、入力文字の下側に横方向に並ぶレイアウトで、最近のスマートフォンやタブレットデバイスに近い。Windows 8の日本語入力では、選択候補が表示されるたびに該当候補をタップする必要はなく、ソフトウェアキーボード、または、外付けキーボードで「次候補」「確定」といったキーを押すことで次々と選択できる。

コントロールパネルで日本語設定を行ったあとに(写真=左)、ソフトウェアキーボードの種類を切り替えて日本語を入力する(写真=中央)。動きはMS IMEとほぼ同じだが、表示スタイルは従来のPC版というより、スマートフォンやタブレットデバイスでよくみられるレイアウトに近い(写真=右)。なお、ソフトウェアキーボードを使わない場合は変換候補のみを入力文字の下に表示する

変身したタスクマネージャ

 Windows 8のタスクマネージャは、アプリケーションやプロセスごとのリソース消費状況が細かく一覧できるようになったほか、リソースメーターの表示を変更した。現在の状況も含めてステータスが一覧できるため、トラブルシューティングで活用できるだろう。

姿を大きく変えたタスクマネージャー。表示方式が変更されて一覧性と表示する情報量が向上した

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