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下り最大110Mbpsの超高速通信を実現、バッテリーも大容量――「ULTRA WiFi 4G 102HW」

仕様上の下り最大速度が110Mbpsと超高速なSoftBank 4G。しかしこれまで、対応端末がなくその実力がフルには発揮されなかった。「ULTRA WiFi 4G 102HW」は下り110Mbpsに初めて対応し、実用性を重視して大容量バッテリーも搭載する。

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「ULTRA WiFi 4G 102HW」

 ソフトバンクモバイルが5月29日に発表した「ULTRA WiFi 4G 102HW」は、下り最大110Mbpsの通信を実現したSoftBank 4G(AXGP)対応のHuawei製モバイルWi-Fiルーター。8月上旬の発売を予定している。

 SoftBank 4Gはこれまで下り最大76Mbpsのサービスしか提供しておらず、102HWの登場で初めて、仕様上の最高速度でのサービスが利用可能になる。非AXPGエリアでは、「ULTRA SPEED」(DC-HSDPA)を使った下り最大42Mbps/上り最大5.7Mbpsでの通信が可能だ。またソフトバンクWi-Fiスポットへの接続もサポートしており、同社の公衆無線LANサービスが利用できれば、3Gや4G回線を使わずにほかのWi-Fi機器にネット接続環境を提供できる。通信の切り替えは端末が自動で行う。

 バッテリーは3000mAhと大容量のものを備え、連続通信時間はSoftBank 4Gで約7.5時間、また3G環境では約8時間を誇る。microSDXC(64Gバイト以上)などの外部メモリに接続したWi-Fi機器からアクセスできるNAS機能も備えた。同時に接続できるWi-Fi機器は、最大10台まで。

photophoto 発表会場で展示されたデモ機(ホットモック)

photophotophoto 大容量バッテリーを搭載し、ソフトバンクWi-Fiスポットへの接続も可能(写真=左)。下り110MbpsのSoftBank 4Gは、WiMAXやXiよりも高速(写真=中央)。カバーエリアは、2012年度末に全国の政令指定都市に広がる予定だ(写真=右)

「ULTRA WiFi 4G 102HW」の主な仕様
機種名 ULTRA WiFi 4G 102HW
サイズ(幅×高さ×厚さ) 約66×105×15.5ミリ
重さ 150グラム
連続通信時間 AXGP:約7.5時間、3G:約8時間
連続待受時間 未定
バッテリー容量 3000mAh
対応通信方式 SoftBank 4G、ULTRA SPEED、ソフトバンク3G
Wi-Fi IEEE 802.11b/g/n
外部メモリ microSDHC(最大32Gバイト)/microSDXC(64Gバイト以上)
最大接続台数 10台
発売日 9月以降発売予定

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