ソニー、“業界最高”の輝度5200ルーメン対応モデルなど業務用データプロジェクター計6モデルを投入
ソニーは、学校/企業向けとなる高輝度表示対応データプロジェクター「VPL-CW275」など計6製品を発表した。
ソニーは11月19日、学校/企業向けをうたったデータプロジェクター計6製品を発表、11月下旬より順次販売を開始する。価格はいずれもオープン。
いずれも、おもに教育機関や企業の会議室での利用を想定した3LCD方式を採用するデータプロジェクターで、高輝度表示対応モデル2製品、高解像度対応モデル2製品、超短焦点投写モデル2製品の計6タイプをラインアップした。
高輝度表示モデルとしては、WXGA解像度/5100ルーメン表示に対応した「VPL-CW275」、XGA解像度/5200ルーメン表示に対応した「VPL-CX275」の2製品を用意。大口径ACF(Advanced Crisp Focus)レンズの採用により周辺部まで明るくシャープな表示を可能としているほか、特殊な設置環境にも対応できるキーストーン補正/幾何学補正機能なども利用できる。それぞれ発売時期は11月下旬/12月中旬、予想実売価格は32万円前後/25万円前後。
高解像度対応モデルとしては、WUXGA解像度に対応した「VPL-FH36」「VPL-FH31」の2製品を用意。輝度はVPL-FH36が5200ルーメン、VPL-FH31が4300ルーメンだ。ともに各種補正機能を装備するほか、複数台のプロジェクターを並べて投写を行う場合に継ぎ目を目立たないよう調節する「エッジブレンディング機能」も装備した。またVPL-FH31は、プロジェクター本体を縦置きに設置して利用できる“ポートレートモード”も利用可能だ。発売時期はともに12月下旬で、予想実売価格はそれぞれ75万円前後/60万円前後。
超短焦点対応モデルとしては、WXGA解像度/3100ルーメン表示対応の「VPL-SW536」、XGA解像度/3000ルーメン表示対応の「VPL-SX536」を用意した。ともにスクリーンの近くに設置できる短焦点レンズを採用しており、それぞれ10.8センチ/11.6センチの距離から70型スクリーンへの投写を行える。それぞれ発売時期は2013年1月下旬/同2月中旬、予想実売価格は22万円前後/21万円前後だ。
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