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EIZO、24.1型カラマネ液晶の広色域ベーシックモデル「ColorEdge CS240-CN」法人グラフィックス市場向け

EIZOの「ColorEdge CS240-CN」は、カラーマネジメント対応ディスプレイの法人限定ベーシックモデル。広色域に対応し、高画質化技術も多数盛り込みながら、機能の取捨選択などで価格を従来より抑えている。

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 EIZOは9月2日、カラーマネジメントに対応した24.1型ワイド液晶ディスプレイ「ColorEdge CS240-CN」を発表した。法人限定モデルとして、2014年9月10日に発売する。価格はオープン、同社直販EIZOダイレクトでの販売価格は11万6640円(税込)。

EIZOの「ColorEdge CS240-CN」

 CS240-CNは、同社のカラーマネジメント対応ディスプレイ「ColorEdge」シリーズの中で、CAD、デザイン、広告宣伝などの法人グラフィックス市場に求められる色再現性を確保しつつ、コスト面にも配慮したベーシックモデルに位置付けられる。

 1920×1200ピクセル(WUXGA/16:10)表示の24.1型ワイド液晶を採用し、Adobe RGBカバー率99%/NTSC比110%の広色域、デジタルユニフォミティ補正回路によるムラを抑えた均一性の高い画面表示、工場での全階調(RGB各色0〜255)調整がもたらす滑らかな階調表現、付属の専用ソフトウェア「ColorNavigator 6」を使ったハードウェアキャリブレーション(センサーは別売)といった特徴がある。

 画面のちらつきが起こりにくいバックライト調光方式を採用する一方、調光機能(輝度ドリフト補正、輝度自動制御)やセルフコレクション機能は省かれた。

 液晶パネルは広視野角のIPS方式で、ノングレアパネルでも表面のぎらつきが少ないものを採用した。輝度は300カンデラ/平方メートル(キャリブレーション推奨輝度は120カンデラ/平方メートル)、コントラスト比は1000:1、視野角は上下/左右で各178度、応答速度は7.7ms(中間階調域)だ。

 映像入力はDisplayPort、DVI-I、HDMIの3系統を装備。DisplayPortとHDMIでの接続時は約10億7374万色(10ビット)表示、DVI接続時は約1677万色(8ビット)に対応する(10ビット表示には対応GPU/ソフトウェア/機器が必要)。いずれも16ビットのルックアップテーブルを備えている。USB 2.0のハブ機能(アップ×2、ダウン×2)も利用可能だ。

 スタンドは上35度/下5度のチルト、左右で344度のスイベル、130ミリ範囲の高さ調整に加えて、右回り90度の縦回転表示も行える。100×100ミリピッチのフリーマウント穴(VESA規格)も設けている。本体サイズは575(幅)×245(奥行き)×423〜553(高さ)ミリ、重量は約8.7キロだ。消費電力は最大68ワット、標準27ワット、節電時/待機時0.5ワット以下。

 純正アクセサリとしては、遮光フード「CH7」と液晶保護パネル「FP-2401W」を用意する。

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