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休日にゴロゴロしている人ほどApple Watchを使うべき?女子流「Apple Watch」活用術(3)

あーあ、寝て起きたら長澤まさみのスタイルになってないかなー。そんな妄想をするくらいなら、Apple Watchでワークアウトだ!

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←・女子流「Apple Watch」活用術」(2):iPhoneをよくなくす人ほどApple Watchが重宝する?

 連休中だからってさすがにゴロゴロしすぎたか、と今さら気づいても失われた時間は戻ってきません。残りの休日数にちょっとした焦りを感じつつ、Apple Watchを腕に巻いて出かけてみることにしました(出かける直前にiPhoneをなくし、Apple Watchの力を借りて探したりもしましたが、ええ)。

 でも、ゴールデンウィークでわざわざ人が多い場所に行くのは疲れそうだし……。とりあえず、近所でも散歩してみますかね。そうそう、Apple Watchならそんな日々の散歩も有意義な時間に変えてくれます。

こんなときしかマトモに散歩しない運動不足の鬼。ジャージに着替え、スニーカーを履いて、気分を上げてみる

 Apple Watchの標準アプリには、「アクティビティ」という活動計のアプリと、フィットネス活動を記録する「ワークアウト」というアプリがあります。今回はウォーキングなのでワークアウトアプリを使います。

黄緑のアイコンで人がダッシュしているアイコンが「ワークアウト」アプリ(非常口ではありません)

 運動メニューには「ウォーキング」や「ランニング」のような定番のワークアウトのほか、室内運動など10種類のタイプを記録することができます。スポーツジムで目にするエリプティカルやステッパーなどの運動器具を使ったメニューも選べるので、筆者のように運動習慣をこれからつけたい方はもちろん、すでに本格的に運動をしている方にとっても重宝するアプリではないでしょうか。

サードパーティ製のフィットネスアプリは、室内運動を計測できないものもあるそうで。Apple Watchに用意されたワークアウトアプリの多彩な運動メニューはうれしい。アップルの本気を感じるところ

 ジャージに着替え、スニーカーを履いて、気分を上げて出てきましたが、今回は近所を歩くだけなので「ウォーキング」を選択。次に「カロリー」「時間」「距離」の3通りのゴールから1つの目標値を設定します。ゴールを決めない場合は「フリー」を選べばOK。今回は20分のウォーキングを目標に設定しました。後は「開始」ボタンをタップして運動を始めます。

今回は20分のウォーキングを目標に設定

 5月初旬の九州は気温も湿度も快適で、屋外のワークアウトには持ってこいの季節です(そうです、この原稿は九州で書いて、東京のITmedia PC USER編集部に送っているのです)。田んぼや林の緑を眺めながら歩いていると、身体だけでなく気分もスッキリしてきました。こんなことなら、もっと早くから試してみるんだった……。

まったくスッキリ感が伝わらない表情(でも身も心もスッキリ!)

 結局、15分ほどで近所を一回りして自宅に戻ってきたので「終了」ボタンをタップ。「概要」には、運動した日時と天候、合計距離・時間、消費カロリー、心拍数などの詳細なデータが表示されます。

目標は20分だったが、15分でもまあいいか
「保存」ボタンをタップすれば、「アクティビティ」アプリにも記録されるので、iPhone上でこれまでの頑張りを見てニヤニヤできる

 アプリの機能はこれだけではありません。目標を達成したりベスト記録を出したときなどには「バッジ」がプレゼントされるので、ゲーム感覚で楽しめます。これならワークアウトのモチベーションが上がりますね。

集めた「バッジ」はiPhoneの「アクティビティ」アプリにある「成果」ページで確認できる。今はスカスカの画面だが、これからはきっと……

 今回ワークアウトアプリを試して気づいたのは、腕を上げて時計を見るアクションだけで画面が点灯し、進捗状況を確認できるのが、こんなにも楽だということ。また、筆者が使っているアルミケース+Ion-XガラスのApple Watch Sportと、フルオロエラストマー製のスポーツバンドは総重量が軽く(38ミリで72グラム、42ミリで81グラム)、運動していてじゃまに感じません。

 そして、年々巨大化するiPhoneをポケットに入れなくても、実はApple Watch単体でワークアウトを計測・記録できるのもポイントです。事前にiPodのプレイリストをApple Watchに同期しておけば、Bluetoothヘッドフォンで音楽を聞くこともできます。

 運動時のちょっとしたストレスや不満を解消し、快適なワークアウト体験を提供してくれるApple Watch。これならゴールデンウィークが明けても、散歩する機会が増えるかも?

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