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「インテル入ってる」はPCからIoTへ その流れが加速する2016年CES 2016(5/5 ページ)

PC用プロセッサの会社というイメージから脱しつつあるIntel。CES 2016でアピールしたのも、“PCの先”を見据えた応用世界だった。

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2015年からの“着実な進化”をアピール

 今回はTwitchを使ったゲーム関連の話題を除けば、ほぼPCの話題が出ず、IoTを中心とした話題に終始したIntelの基調講演。IntelにPC的なものを期待するユーザーとしては残念だが、CES全体のトレンドがPCからスマートフォン、タブレット、そしてより目的に特化したデバイスという形でシフトしつつある現状を顧みれば、Intelもそれに合わせて変化しつつあることを象徴しているのかもしれない。

Realsenseを活用したTwitchのライブ配信デモ
Realsenseカメラによりゲーム内の映像にプレイヤーの顔を合成し、Twitchでのライブ配信を行うデモ
Realsenseカメラから3Dキャラを作成
今度は「HP Spectre x2」に搭載されたRealsense R200カメラでクルザニッチCEOを撮影。角度を変えながら何回か撮影し、顔写真から3Dキャラクターを手軽に作成するデモ
作成した3Dキャラでゲームをプレイ
作成したクルザニッチCEOのキャラクターでゲーム「Fallout4」をプレイ。このように自分の顔をRealsenseカメラで取り込んで遊べるというゲームでの活用例を紹介した

 2015年と似たような構成となっていた内容についても、その差分をアピールして「着実に進化していること」を示しており、これがコンセプトデモではなく、あくまで「現実にすぐ応用可能なもの、既に実用化したもの」ということを見せたいのだろう。そうしたメッセージを強く感じさせる基調講演だった。

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