幻のMini-DTX規格を採用した「ROG Crosshair VIII Impact」がデビュー:古田雄介のアキバPick UP!(2/4 ページ)
ASUSTeKから、Ryzen向きの小型マザーボードが2モデル登場した。特に、ATX級の拡張性を確保するためにMini-DTX規格を採用した「ROG Crosshair VIII Impact」に注目が集まっている。
2連&3連固定の汎用ファン「MasterFan SF」が店頭に並ぶ
冷却ファンも目立った新製品が複数登場している。
クーラーマスターから売り出されたのは、12cm RGBファンの「MasterFan SF」シリーズだ。1基で使う「SF120R ARGB」に加え、2連で固定された「SF240R ARGB」と、3連固定の「SF360R ARGB」がある。価格は順に1800円弱、4000円弱、5400円前後となる。
2連と3連タイプはケーブル数が抑えられるので取り回しが楽な上、コネクタの消費も最小限にできるメリットがある。また、個別のRGBコントローラが付属しており、独立した制御で発光パターンを調整できる。
入荷したドスパラ秋葉原本店は「ケースのフロントや上部、水冷ラジエーターなどに固定するのに便利ですね。シングルのモデルも回転数が650〜2000rpmと幅広いので、CPUクーラーに使うこともできます。リーズナブルな価格ですし、いろいろな需要がありそうですね」と話していた。
なお、連結タイプの汎用ファンは、2019年7月にAntecから2連の「Prizm Cooling Matrix」が登場している。こちらは6500円前後だ。
一方、Sapphireからは同社のグラフィックスカード「NITRO+」シリーズに属するRadeon RX 5700 XT/5700モデル用の付け替えRGBファン「SAPPHIRE GEAR ARGB FAN」が登場している。価格は4500円弱だ。
3連ファンのNITRO+クーラーに対応するため、3基のRGBファンをセットにしており、同社のイルミネーション機能「TRiXX」をサポートする。なお、代理店のアクスによると「お手持ちの対象グラフィックボードのファンを本製品に交換することによって、グラフィックボードもしくは本製品の保証内容に変更が生じることはございません」という。
TSUKUMO eX.は「ファンがRGB化したら印象がかなり変わりますからね。最近のトレンドに乗ったオプションじゃないかなと思います」と評価していた。
独自仕様のAMD Radeon RX 5700シリーズ搭載グラフィックスカードも続々と登場しているが、その中の注目モデルを見ていく。
関連記事
- 超大型台風19号により、土曜日のアキバは臨時休業ラッシュ
台風19号が迫る中、アキバのPCパーツショップの大半は金曜日のうちに12日の臨時休業を決めた。13日は昼〜夕方に開店を予定するショップが多い。 - 「現金:カード:コードで4:4:2」――自作PC街の支払い事情
消費税の増税とともに始まった経済産業省の「キャッシュレス・消費者還元事業」。キャッシュレス決済を促す意図は電気の街・秋葉原でどのくらい浸透しているのだろうか? - 自作PCの街、消費税10%化の影響はどれくらい?
消費税率が10%に上がった体感の影響はショップや立地によってさまざまな様子だ。ただ、値札の更新に苦しんだ様子であることは共通していた。 - 見た目で攻める12万円マザー「X570 AQUA」とNZXT製マザー「N7 Z390」が登場
ASRockのウルトラハイエンドマザーボード「X570 AQUA」が、予定通り9月28日に発売された。また、ケース等で有名なNZXT製のマザーボードも登場し、それぞれ店頭で目立っている。 - 駆け込みよりも処分特価に要注目のアキバ
10%への消費税増税前ラストの週末ながら、駆け込みの雰囲気は控えめなアキバの自作街。消費税よりも処分特価のほうが目立つというショップも。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.