定番ケースを12cm短くした「Define 7 Compact」がデビュー:古田雄介のアキバPick UP!(1/4 ページ)
水冷や光モノを組み込むことを想定しつつ、ドライブベイを抑えてコンパクト化したケースや、キーボードを個性的に彩るキーキャップなどが登場した。第10世代Core i用マザーも個性派モデルが人気を集めている。
先週は、PCケース売り場でFractal DesignのATXケース「Define 7 Compact」が話題になっていた。左側面をソリッドパネルで閉じた「Define 7 Compact Solid」と、左側面に強化ガラスを使った「Define 7 Compact Black TG」があり、価格は順に1万6500円前後と1万8000円前後(税込み、以下同)となる。
短い方が好きという人は増えています――Define 7 Compactの評判
2020年3月に登場した「Define 7」のバリエーションモデルで、ボディーサイズをコンパクトにしたのが最大の特徴だ。Define 7が約240(幅)×547(奥行き)×475(高さ)mmなのに対して、Define 7 Compactは約210(幅)×427(奥行き)×474(高さ)mmと、奥行きが12cmも短くなっている。
入荷したTSUKUMO eX.は「ドライブベイのスペースを大胆にカットしたことで、相当奥行きが短くなりましたね。幅も3cmスリムになっています。後継モデルが出るたびにちょっとずつ奥行きが伸びていますから、待っていた人も多いかも」という。2014年12月に登場した「Define R5」の奥行きは約521mm、2018年1月登場の「Define R6」は約543mmだった。
奥行きのある基本モデルに対して、コンパクトなバリエーションを投入するのは、Define R5に対する「Define C」でも実施しており、このときも好評を博している。「Defineシリーズは細部の作り込みが優秀で、使うほどに高級感を実感できるところがあります。置けるなら置きたいという、ニーズに応える選択肢は喜ばれるんじゃないですかね」(同店)
次はキーボードだ。
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