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「20日からはRadeon RX 5700系が人気です」――マイニングのトレンド変化に機敏に反応するアキバ:古田雄介の週末アキバ速報(2/2 ページ)
暗号資産のレートが下落した後も、マイニング需要は変化しながら続いているという。一方で、「マイニングブームが来ても来なくても、とにかくモノがない!」との苦しいコメントも聞いた。
「B550 AORUS ELITE」の新バージョンが登場
品薄感とともに、半導体を使ったパーツの値上がり傾向も続いている。その中でやや変わった目線で注目を集めている新製品が、ギガバイトのAMD B550チップセット搭載マザーボード「B550 AORUS ELITE V2」だ。ATXサイズのゲーミングモデルで、価格は1万8500円前後(税込み、以下同)となる。
2020年6月に登場した「B550 AORUS ELITE」のバージョンアップモデルで、USB 3.2ポートの配置を変更するなど若干の修正が加えられている。あるショップは「仕様変更よりも部品を変更するのが狙いだと思います。とにかくマザーを組み立てるために必死で供給網を調整しているみたいですね」と推測していた。
価格も市場在庫が残っている旧バージョンの現行価格より1000円程度高い(初回入荷価格はほぼ同額)が、そこもいたしかたなしと同情する声が多いのも印象的だ。別のショップは「板モノも値上がりは時間の問題です。グラフィックスカードはなかなか再入荷がない状況なので表に出てきていませんが、マザーボードも厳しいでしょう。バージョンアップして別型番に切り替えるのも1つの手ですね」と語る。
なお、同じタイミングでmicroATXサイズの「B550M AORUS PRO-P」も出回っている。価格は1万6500円前後だ。
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