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LHR版がGeForce RTX 3000カードの価格を押し下げる:古田雄介の週末アキバ速報(2/2 ページ)
1カ月近く続くLHRタイプのRTX 3000シリーズ新製品ラッシュだが、LHR版を機に仕入れ値ベースで価格がはっきり下がっているという。グラフィックスカードの現状を探った。
DeepCoolからARGB LED搭載のサポートステイが登場
グラフィックスカード関連の新製品としては、DeepCoolから光るサポートステイ「ST500 ARGB」が売り出されている。価格は2200円前後だ。
グラフィックスカード直下にある2段分のブラケットに固定し、底部からの支柱とあわせて複数点で支える仕組みを採用する。長さは約305.5mmだ。パソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「支えながら光るポイントを追加できるので、安価ですし欲しい人はいそうですね」と話していた。
サポートステイというジャンル自体もすっかり定着した感がある。TSUKUMO eX.は「必須とまではいきませんが、重視する人はそこまで長くない2スロット厚のカードでも求められます。グラフィックスカード売り場としては欠かせないアクセサリーになっています」という。
定番として挙げられるのはジャンルの草分けといえる親和産業/長尾製作所の「VGAサポートステイ」シリーズだ。2016年に登場してから安定してうれ続けているとのこと。
「長尾製作所は初期不良もほとんどなくて、質が安定していますね。カラーや固定方法などでバリエーションもありますし、今でもジャンルをけん引するなど存在感があります」(同店)
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