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「長く愛せる」――PS/2マウスやSandy Bridgeなどが生かせるレガシー系パーツも人気:古田雄介のアキバPick UP!(2/4 ページ)
USB→PS/2変換ケーブルやIntel H61チップセット搭載マザーボードなど、レガシー系アイテムも店頭に並び、まずまずの反響を得ている。また、NZXTのB550/Z590チップセット搭載マザーや、ロジクールのG304/G203など、デザイン性で目立つ新製品も登場した。
NZXTからATXマザーボード「N7 Z590」「N7 B550」が登場
マザーボードの新製品で目立っていたのは、NZXTのATXモデル「N7 Z590」と「N7 B550」だ。マットブラックとマットホワイトのカバーカラーで2種類あり、価格は順に3万7000円前後と3万2000円前後となる。
N7 Z590はIntelの現行Core iシリーズに対応するIntel Z590チップセット、B550はAMDの現行Ryzenに対応するAMD B550チップセットを採用している。どちらも基板のほとんどを覆うフルカバーデザインを採用しており、同社のコントロールアプリ「CAM」を使ってライティングやファン回転数などを調整できる。
コンセプトは2019年9月登場の「N7 Z390」や、2021年1月登場の「N7 Z490」と同じだ。
8月初旬から実機を展示しているショップもあり、概ね好評という。ドスパラ秋葉原本店は「凹凸を抑えたすっきりとしたデザインが得意のメーカーですし、マザーの作りもしっかりしていますからね。同社のケースや水冷キットとセットで買っていく人が多い印象です」と話していた。
次に周辺機器の新顔を見ていく。
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