ニュース
「メモリは全般的に値上がりしています」の声がちらほら聞こえるアキバ:古田雄介の週末アキバ速報(2/2 ページ)
ここ最近目立っている円安傾向から、PCパーツの値上がり不安が日増しに高まっている。特にメモリに関しては、既に値上がり傾向が見られるというショップもある。
Core i9-12900KSの売れ行きは「ぼちぼち」
先週のレポートの通り、4月5日22時から第12世代Core iシリーズの最上位モデル「Core i9-12900KS」の販売が始まった。価格は10万6000円弱だ(税込み)。
週末までに多くのショップが在庫を確保しており、反響については「ぼちぼち」との答えが多かった。あるショップは「12900Kの選別品と捉えたとき、プラス3万円をどう判断するかですよね。やはり、とことんオーバークロックする人に限られるのかなと思います」と淡々と話していた。
ただ、オーバークロック性能に関しては高く評価されている様子だ。別のショップは「当たり外れが激しいながら、当たればすごく伸びると言われていますね。7GHz超えも夢じゃない、みたいな。まぁ“ガチャ”ですが、それを承知でチャレンジする人が少なからずいる世界ですから」とコアな人気があることをうかがわせていた。
関連記事
- GeForce RTX 3090 Ti搭載カードが32.8万円で登場!
GeForce RTX 30シリーズの最上位となるGPUを搭載したグラフィックスカードが、Gainwardから登場した。他社からもこれから登場予定となっている。 - 最大5.5GHzで動作する「Core i9-12900KS」の販売予約が始まる
第12世代Core iシリーズの最上位モデルとなる「Core i9-12900KS」の販売予約が始まり、Windows 11のパッケージ販売がスタートするなど、4月から自作市場も動いている。 - 本気で2000Wを求める人向けの電源が登場
単相200V用のACケーブルをセットにした、定格2000W電源がアキバのショップに登場した。その他、Razer製の液晶ディスプレイやシロッコファン搭載のM.2 SSDクーラーなども出回っている。 - ASUSのGeForce RTX 3060 Ti搭載グラフィックスカードが7.8万円に値下がり
長期的な値上がり傾向が続いているグラフィックスカードだが、一部ショップで1〜2万円程度の値下げが行われたモデルもある。 - 「Intelと拮抗」「焼け石に水」「もう一声」――揺れる値下がりしたRyzenの評判
3月19日から“3連休”が始まる。それを控えた秋葉原のPCショップでは、期間限定のRyzen 5000シリーズの“値下げ”がいろいろな意味で影響を与えている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.