レノボ、現場利用を想定した軽量設計のARスマートグラス「Think Reality A3」
レノボ・ジャパンは、重量130gの軽量設計を実現したARスマートグラス「ThinkReality A3」を発表した。
レノボ・ジャパンは4月13日、重量130gの軽量設計を実現したARスマートグラス「ThinkReality A3」を発表、本日販売を開始する。ラインアップはスマートグラス単体の「ThinkReality A3 PC Edition」と、ARソリューションをセットにした「ThinkReality A3 Industrial Edition」の2パッケージを用意。価格はそれぞれ19万2500円、54万4500円だ(税込み)。
エンタープライズ向けAR/VRソリューション「ThinkReality」の新モデルで、片眼1080p(45PPD)のデュアルARディスプレイを搭載した。プロセッサにQualcomm Snapdragon XR1を採用し、800万画素カメラおよびトラッキング用フィッシュアイカメラを内蔵。6DoFにも対応しており、ルームサイズの空間トラッキングを利用できる。作業現場に持ち込んでの利用も想定しており、IP54準拠の防水設計を実現しているのも特徴だ。
単体モデルの「ThinkReality A3 PC Edition」は、NVIDIA製GPU搭載ハイスペックPCと接続することで仮想ディスプレイとして利用することが可能。最大5画面の仮想マルチディスプレイを表示でき、スペースが限られた場所でも広い画面領域で作業を行うことができる。
「ThinkReality A3 Industrial Edition」は、業務の現場に持ち込んでの利用を想定したパッケージで、AR作業マニュアルによる作業支援やトレーニングなどに活用が可能だ。またクラウドベースの管理ソリューションとリモート支援/作業手順支援機能などを備えた「holo one sphere」も利用できる。
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