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「Core i9-13900KS」と「Ryzen 7000無印」が登場! ショップの反応で分かったこと:古田雄介のアキバPick UP!(2/4 ページ)
年明けからのCPU新モデルラッシュは、先週末にも見られ。Intelからは最大6GHz駆動の特別モデル「Core i9-13900KS」が、AMDからはTDP 65Wで動く無印「Ryzen 7000」が3モデル投入されている。
Ryzen 9 7900/Ryzen 7 7700/Ryzen 5 7600がデビュー
AMDからも、1月13日にRyzen 7000シリーズの新モデルが登場している。「Ryzen 9 7900」と「Ryzen 7 7700」「Ryzen 5 7600」で、主な仕様と価格は以下の通りだ。
ラインアップ | コア | スレッド | 内蔵GPU | TDP | 価格(税込み) |
---|---|---|---|---|---|
Ryzen 9 7900 | 12コア(3.7〜5.4GHz) | 24スレッド | Radeon 400MHz | 65W | 7万円弱 |
Ryzen 7 7700 | 8コア(3.8〜5.3GHz) | 16スレッド | Radeon 400MHz | 65W | 5万4000円弱 |
Ryzen 5 7600 | 6コア(3.8〜5.1GHz) | 12スレッド | Radeon 400MHz | 65W | 3万8000円弱 |
3モデルともTDPを65Wに抑えた“末尾無印”タイプで、CPUクーラーも付属している。9月30日に「Ryzen 9 7950X」などの“末尾X”の4モデルが登場して以来、初のラインアップ拡充だ。
発売当日に大きな反響は見られなかったが、低いTDPで動作する仕様からゆっくり需要が増していくとみるショップが多かった。ドスパラ秋葉原本店は「末尾Xと比べて価格差があまりない状態ですが、CPUクーラーも付属していますし、低消費電力を求める人に刺さるかなと思います」と話していた。
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