連載
「Sonos Era 100」はワンランク上のサウンドを提供してくれるスマートスピーカーだ 試して分かった決定的な違い(3/3 ページ)
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回は高音質のサウンドをも楽しめる「Sonos Era 100」を試した。
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
既存スマートスピーカーの音に物足りない人に
以上のように、スピーカーとしての音質を重視しつつ、スマートホーム機能も使いたい人、あるいは既存のスマートスピーカーの音質に満足できずアップグレードを考えている人、そのどちらのニーズにもマッチする製品だ。実売価格は税込みで3万9800円(Sonos Era 300は同6万9800円)と、一般的なスマートスピーカーと比べると高価だが、音質などの圧倒的な差を考えると妥当だろう。
特にAmazonのEchoシリーズは、現行モデルは「Echo」「Echo Dot」はいずれも球形で、やや好き嫌いが分かれるのは事実だ。かつて主流だった筒状のモデルは少なくなっており、そうした形状が好みのユーザーにとっては、本製品は有力な候補になるだろう。
またスピーカー性能をより強化したモデルに興味はあるが、Era 300ほど本格的な製品になると、価格面はもちろん住環境的にも手が出せないという場合の選択肢としても適している。従来モデルにあたるSonos Oneと同様、日本のユーザーの支持を集めることは間違いなさそうだ。
関連記事
- Sonosが次世代の高音質スマートスピーカー「Era(エラ)」を3月29日に発売 上位モデルは9基のスピーカーで空間オーディオにも対応
Sonosが、新たなスマートスピーカー「Sonos Eraシリーズ」を3月29日に発売する。上位モデルである「Sonos Era 300」はDolby Atmos規格の空間オーディオの再生に対応しており、同社製のサウンドバーと組み合わせることで、より定位のハッキリとしたサラウンドを楽しめるようになっている。 - スマートスピーカーとしての実力は? Sonosのポータブルスピーカー「Sonos Roam」を試す
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回はユニークなスマートスピーカー「Sonos Roam」を試してみた。 - AmazonのEchoやGoogle Homeにない、Sonosのスマートスピーカー「Move」ならではの特徴とは?
Sonosのバッテリー内蔵型スマートスピーカー「Move」。その特徴やセットアップの手順を見ていく。 - バッテリー内蔵スマートスピーカー「Sonos Move」、試しに使って外に持ち出して分かったこと
Sonosのスマートスピーカー「Move」は、バッテリーを内蔵することでアウトドアでも使えるのが大きな特徴だ。試しに使って分かったこととは? - 「Sonos Beam(Gen2)」で自宅のサウンド環境を手軽にグレードアップ! ビデオ会議にも使える?
各社からサウンドバーが相次いで登場している。Sonosの「Sonos Beam(Gen2)」は、TVのサウンドを迫力ある物にするだけでなく、Dolby Atmos対応コンテンツで立体サウンドを満喫することも可能だ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.