Microsoftが「Recall」機能に関する追加情報を公開 プライバシーに配慮/iOS版「フォートナイト」が2025年後半に復活:週末の「気になるニュース」一気読み!(1/3 ページ)
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、6月9日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、6月9日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
Microsoftが「Recall」機能に関する追加情報を公開 プライバシーに配慮
米Microsoftは6月13日(現地時間)、6月18日に展開予定だったCopilot+ PCの新機能「Recall」について、今後数週間以内にWindows Insider Previewでのプレビューに限って展開すると発表した。同Previewをに参加していない一般ユーザーはしばらくRecallを利用できないことになる。ただし、近日中には全てのユーザーに展開するという。
Recallは、Windows上の表示をスナップショットとして定期的に記録し、Copilotによって後から内容を探せるという機能だ。「前に画面上で見ていた白いスニーカーはどこのブランドか」といった場合に、表示していたタイミングの画面表示を見つけられるようになる。記録されたスナップショットはPCのローカルに暗号化して記録され、クラウドにはアップロードされないとしている。
それでもプライバシーとセキュリティの懸念が払拭できなかったためか、6月7日(現地時間)には、Recallをデフォルトでオフ、Windows Helloでの認証を必須にするといった追加の対応を発表していた。
iOS版「フォートナイト」が2025年後半に復活
人気ゲーム「フォートナイト」の公式Xアカウントは6月12日、日本で2025年後半にEpic GameストアとフォートナイトのアプリがiOSに登場すると告知した。
iOS向けのフォートナイトは、開発元である米Epic Gamesが独自の決済手段を導入したことが米Appleのガイドライン違反とされ、2020年にApp Storeから削除されていた。その後、Epic Gamesは独自の決済方法を認めないのは反トラスト法(独占禁止法)に違反するとしてAppleを提訴した。2024年1月にはEpic側のほぼ全面的な敗訴という形で決着した。
ただ、App Storeの独占問題は欧州や、その他の国や地域でも大きく取り上げられた。Epicの提訴が果たした役割は大きいといえるだろう。この問題は日本でも話題となり、6月12日に「スマートフォンにおいて利用される特定ソフトウェアにかかわる競争の促進に関する法律」が可決している。
Epic GamesがXのポストの中で述べている「新たな法案が日本政府・国会により可決された」というのは、これを指していると思われる。この法案は、AppleやGoogleなどのプラットフォーマーに対し、セキュリティを確保した上でサードパーティーのアプリストアを認めさせるというもの。
これを受け、Epic GamesはEpic GameストアをiOS向けにリリースし、そこでフォートナイトをリリースする予定のようだ。
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