検索
レビュー

ノートPCのSSDを1TBから4TBに取り替える! 税込み1万円前後のセンチュリー「M.2 NVMe SSDクローンBOX」を使ってお引っ越し【後編】(1/4 ページ)

センチュリー「M.2 NVMe SSDクローンBOX」は、税込み実売価格が1万円前後のM.2 NVMe SSD専用ディスククローニングデバイスだ。今回は、これを使ってSSDを実際に換装してみよう。

Share
Tweet
LINE
Hatena
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 手持ちのPCのパワーアップ手段の1つとして、内蔵ストレージ(SSD)の換装(取り換え)は有効な手段の1つだ。その手間を軽減する手段の1つとして、「ディスク(SSD)クローンデバイス」の導入がある。

 ディスククローンデバイスにはたくさんの選択肢がある。筆者は実売価格1万円前後のセンチュリーの「M.2 NVMe SSDクローンBOX バスパワーUSB10G(CMNV2U10GCP)」をお借りして、実際にSSDの換装に挑もうとした……のだが、諸事情で延び延びになっていた。今回、ようやく時間と準備が整ったので、実際に換装を進めていく。

CMNV2U10GCP
センチュリーの「M.2 NVMe SSDクローンBOX バスパワーUSB10G(CMNV2U10GCP)」は、その名の通りPCI Express接続(NVMe規格)のM.2 SSD用のクローニングデバイスだ。実売価格は1万円前後と、機能の割に手頃な価格で購入できる

1TBから4TBのSSDに換装

 今回SSDを換装するのは、筆者が愛用しているレノボ・ジャパンのノートPC「ThinkPad X13 Gen 3」(2022年発売)だ。PC USERでも何度か登場したことがあるので、見覚えのある人もいるかもしれない。

ThinkPad X13 Gen 3
今回、SSDを換装する「ThinkPad X13 Gen 3」

 上記の記事を掲載した当時との違いとして、本機のSSDはキオクシアの「EXCERIA PLUS G3」の1TBモデルに換装されている。公称ではシーケンシャルリードが最大毎秒5000MB、シーケンシャルライトが最大毎秒3900MBというスペックだ。

SSD情報
換装前の「EXCERIA PLUS G3」(1TBモデル)の情報を「CrystalDiskInfo 9.3.2」で確認
スピードチェック
EXCERIA PLUS G3(1TBモデル)の性能を「CrystalDiskMark 8.0.5」で計測。残容量は53%ほどだったが、ほぼ公称通りのパフォーマンスを維持できている

 今回、このSSDをウエスタンデジタル(WD)の最新SSD「WD BLUE SN5000」の4TBモデルに交換する。公称では最大毎秒5500MB、シーケンシャルライトが最大毎秒5000MBというスペックで、WD直販サイトでは5万1700円で販売されている。

換装先
今回換装に使う「WD BLUE SN5000」の4TBモデル。WD BLUEシリーズの最新SSDなのだが、4TBモデルのみQLC NANDを使っていることが特徴だ

 早速、クローニングを始めたいところだが、注意点が幾つかある。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

       | 次のページへ
ページトップに戻る