ASUSの小型ゲーミングデスクトップPC「ROG NUC」が店頭に並ぶ:古田雄介の「アキバPickUp!」(1/4 ページ)
Intelの超小型ベアボーン/PCのブランド「NUC」がASUS JAPANで復活して以来、コアなユーザーに待ち望まれたゲーミングモデルが登場した。また、AMDの新CPU「Ryzen 9000」シリーズも投入された。
先週(8月4日週)、複数のショップに超小型ゲーミングマシン「ROG NUC」が入荷した。IntelからNUC事業を受け継いだASUS JAPANからは5月末から新ラインアップが投入されているが、ゲーミングモデルはこれが初めてとなる。
Core Ultra 9×GeForce RTX 4070モデルは35万円台
ラインアップは2種類ある。Core Ultra 9 185HとGeForce RTX 4070、32GBメモリ、1TB NVMe SSDにWindows 11 Home(64bit)をプリインストールした「ROG NUC 970」(RNUC14SRKU9189AJI)が、35万6000円弱となる。Core Ultra 7 155HとGeForce RTX 4060、16GBメモリ、512GB NVMe SSDに同OSをインストールした「ROG NUC 760」(RNUC14SRKU7168AJI)が27万7000円弱だ。
AI性能に優れたCPUとデスクトップ用のゲーミングGPUを搭載し、ネットワークにIntel製2.5GbE対応の有線LANとWi-Fi 6Eの無線LANを備え、1基のThunderbolt 4ポートと4基のUSB 3.2 Gen 2ポートを用意する。ボディーサイズは約270(幅)×180(奥行き)×50(高さ)mmで容積は約2.5L、付属のスタンドで縦置きも可能だ。
入荷したパソコン工房 秋葉原パーツ館は「Intel時代もゲーミングモデルの“ドクロNUC”を求める人はいましたし、待っていた人はいると思います」と話していた。
別のショップが「かなりの値段になりますが、やっぱり欲しい人は欲しい製品になるので、初回は取り合いになるかもしれませんね」と語っていた通り、週末時点で上位の「ROG NUC 970」は街中で品薄傾向にあった。
なお、初回特定として、ROG NUCの購入者にROGブランドのゲームコントローラー「ROG RAIKIRI PRO」をプレゼントするキャンペーンも実施中だ。
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