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レノボの14.5型Copilot+ PC「Yoga Slim 7x Gen 9」を試す 静音/長時間駆動にワンランク上のビジュアルとサウンドが魅力!(1/4 ページ)

レノボ・ジャパンの「Lenovo Yoga Slim 7x Gen 9」は、Snapdragon X Eliteを搭載するCopilot+ PC準拠ノートPCだ。クリエイターの利用を意識したきれいな有機ELディスプレイや、高音質なスピーカーを搭載する本機の使い勝手を試していこう。

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 レノボ・ジャパンの「Lenovo Yoga Slim 7x Gen 9」は、約1.28kgのスリムなボディーに14.5型有機ELディスプレイ、QualcommのSoC「Snapdragon X Elite(X1E-78-100)」を搭載する薄型軽量ノートPCだ。Microsoftが定義する「Copilot+ PC」の要件を満たしており、Windows 11(バージョン24H2)が提供する新しいAI体験ができる最先端のAI PCだ。

 今回は実機を借用したので、その性能や使い勝手を検証していく。

Lenovo Yoga Slim 7x Gen 9
Lenovo Yoga Slim 7x Gen 9

深みのあるダークブルーが印象的なスリムボディー

 ボディーはスリムで軽量、そして美しい。「コズミックブルー」と呼ばれる深みのあるダークブルーが印象的だ。ディテールも丁寧に作り込まれており、狭額縁デザインや有機ELディスプレイの美しさと合わせて、とても洗練されている。

 このボディーは、米軍の調達基準である「MIL-STD-810H(MIL規格)」に準拠したテストをクリアする頑丈さも併せ持つ。

 同社の「Yoga」と聞くと、コンパーティブル式の2in1ノートPCのイメージが強いが、本製品は2in1ではなく、ラップトップスタイルのみで利用できるクラムシェル型ノートPCだ(現行のYogaブランドは、コンシューマー向けプレミアムラインという位置付け)。

スリムなフォルム
ボディーはスリムなフォルムと、深みのあるブルーのカラーが印象的だ
天板部
天板部のデザイン。ボディーサイズは約325(幅)×225.15(奥行き)×12.9(厚さ)mmで、重量は約1.28kgだ
前面
前面のカメラ部は張りだしているので、すんなりと指を掛けられる
背面
背面は、エッジが丁寧に処理されている
左側面
左側面には、USB4(USB Type-C)端子が2基ある。いずれもUSB PD(Power Delivery)対応で、充電端子としても利用可能だ
右側面
右側面にあるUSB Type-C端子もUSB4とUSB PDに対応する

70Whの大容量バッテリー搭載

 バッテリーの容量(定格値)は70Whと、比較的大容量だ。公称の駆動時間は、JEITAバッテリ動作時間測定法(Ver.3.0)基準では、動画再生時で約19.6時間、アイドル時で約16.6時間となっている。JEITAバッテリ動作時間測定法(Ver.2.0)基準では約19.6時間だ。

 JEITA 3.0における駆動時間では動画再生時の方が長いのは、カタログの誤記の可能性もあるが、いずれにしても長時間の駆動は問題なさそうだ。

 付属のACアダプターはUSB PD(Power Delivery)対応で、最大出力は65Wとなる。実測サイズは46(幅)×90(奥行き)×27(厚さ)mmで、ケーブル込みの実測重量は291gだった。

バッテリー
バッテリーは70Whの大容量品を搭載している
ACアダプター
付属のACアダプターはUSB PD対応で最大出力は65Wとなる

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