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SanMaxからも1枚64GBメモリ登場! センチュリーマイクロからはECCタイプも:古田雄介の「アキバPickUp!」(2/4 ページ)
DDR5環境で大容量を求めるユーザーに、1枚64GBのCUDIMMが注目を集めている。SanMaxやセンチュリーマイクロからも新製品が登場し、高速&大容量のモデルを組みやすくなってきた。
末尾なしに続いて登場の「Core Ultra 7 265F」 価格は7.2万円
先週、Intelから新しいCPU「Core Ultra 7 265F」が売り出された。主な仕様と価格は以下の通りだ。
| モデル名 | Pコア | Eコア | スレッド | 内蔵GPU | 内蔵NPU | 消費電力 | 価格(税込み) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Core Ultra 7 265 | 8コア(2.4〜5.5GHz) | 12コア(1.8〜4.6GHz) | 20 | なし | NPU3 | 65〜182W | 7万2000円弱 |
先々週に登場した「Core Ultra 7 265」から内蔵グラフィックスを省いた仕様で、価格は2000円ほど低くなっている。
ただ、消費電力の低さが評価された「265」と比べ、初回入荷から注目している人はあまり多くない様子だ。パソコンSHOPアークは「グラフィックスカード不足の状況ですし、低消費電力なら既に265がありますしね。ひっそりと入荷した感じです」という。
265Fを使うならグラフィックスカードが必須となるが、既報の通りに店頭ではGeForce RTX 4060 Ti以上とRadeon RX 7800 XT以上のカードを入手することが困難な状況となっている。
別のショップは「"末尾F"だとグラフィックスカードがないとOSのインストールもできませんし、GPU回りでトラブルがあったときに身動きがとれなくなることもあって、もともとノーマルとあまり価格差がないと選ばれないところはあります。現状、265Fは(2024年10月に登場して)6万4000円程度で買える265KFより割高ですし、まぁ埋もれますよね」と話していた。
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